◆ ラ・テンペスタ ・ 嵐
ヴェネツィアのアッカデミア美術館の名品「ラ・テンペスタ」
ご覧になった方も多いと思いますが、とても不思議な絵です。
ご覧になった方も多いと思いますが、とても不思議な絵です。

空は暗く掻き曇り、稲妻も見えます。
手前には赤ちゃんにお乳を飲ませるお母さん、そして兵士。
どんな繋がりなのでしょうか。
手前には赤ちゃんにお乳を飲ませるお母さん、そして兵士。
どんな繋がりなのでしょうか。
そして、この画面の緊密間、完成度。
画家は、ジョルジョーネ。 わずか32歳の若さで亡くなった
ヴェネトの画家です。
画家は、ジョルジョーネ。 わずか32歳の若さで亡くなった
ヴェネトの画家です。
◆ 聖母子と2聖人

この祭壇画は、彼の生まれたカステルフランコという、
小さな、典雅な町のドゥオモにあります。
暗い明かりの下で見た事があり、赤いマントがとても印象的でした。
この絵は、若くして戦に倒れた兵士(左)の追悼の為に、
彼の両親の依頼で描かれた作品だったそうです。
これはつい先日、家の近くに張り出されたポスターで、見て驚き。

「ジョルジョーネの祭壇画が、町に戻った」とあり、
コネリアーノの町の広報誌にも出ていて、それによると、
修復の為ヴェネツィアに移され、その後修復の科学的検査が
ウィーンで行われ、そしてついでに展覧会が開かれ、
17万人の観客が詰め掛けたそうです。
ウィーンで行われ、そしてついでに展覧会が開かれ、
17万人の観客が詰め掛けたそうです。
カステルフランコの町を後にしたのは、2002年の2月からで、
「かくも長き不在」に町の女性市長が音頭をとって、
ネット上に抗議を広げたのだそうです。
まずは、ご無事でお戻りになられて良かったです。
「かくも長き不在」に町の女性市長が音頭をとって、
ネット上に抗議を広げたのだそうです。
まずは、ご無事でお戻りになられて良かったです。
それにしてもこのポスターを見て、聖母の顔の表現の美しさ、
優しさに、改めて心を打たれました。
優しさに、改めて心を打たれました。

なんと優しく、そして媚のない顔でしょうか?!
うら若い聖母の、何かを予感する、悲しそうな顔にも見えます。
なかなかこの様に近くに祭壇画を見るチャンスはないので、
皆さんにもご紹介したくなり、これを。
皆さんにもご紹介したくなり、これを。
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