・ モンティッキエッロ再訪 ・ トスカーナの小さな村

さて次はどこをご案内?とポコッと頭に空白、これはブログをされている
皆さんはきっとご経験があると思いますが、 で、ふっと思い出したのが、
       
トスカーナはオルチャの谷、ピエンツァの東にあるこの小さな集落
モンティッキエッロ・Monticchiell.

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既に1度ご案内しているのを見ましたら、
麦秋の、刈り入れ時のベージュ色が広がる風景で、今回は緑色の風景で
OKかと思ったのと、
       
この村が懐かしく思い出されたTV番組を見ましたので、それも絡めて再度の
ご案内を。 なるべく写真もダブらないようにしますので、ごゆっくりどうぞ!
再訪は昨年の5月、ピエンツァからモンティージを経てモンテプルチャーノに行き、
そこから山越えでオルチャの谷に再びやってきた時で、
最初にピエンツァに寄った時とはうってかわって大変良いお天気で、
       
上の写真はオルチャの谷のシンボルともいえる美しいアミアータ山・Amiata.



曲がりくねった細い道を下って行きますが、なんでこうなるの?!と言いたい
色違いの緑の畑が広がったり。 これはいつみても不思議な思いに・・。

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見えてきたモンティッキエッロの村。
東からやってくると、城壁に囲まれている事が良く分ります。

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さて、こちらがモンティッキエッロの町の唯一の門、13世紀建設のサンタガータ門・
Porta S.Agata. そう、ここから出入りする町には唯一の門。

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上に続く西側。 物見の塔も残っていて、現在はレストラン。

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西に見えるピエンツァの町。
地図上では近いのですが、実際はモンティキエッロ、海抜500m、からくねくねと
道を下り、ぐるっと回り、ピエンツァ・海抜491mへの坂道、と9k程の道。
       
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今回の写真は最後に色調整で、マイクロソフトに入っているソフトを使いましたら、
がたっとバイト数が減り、つまり画質も落ち、ぼけっと成ってしまい、済みませんです!

と、例により、我がブログ名のない写真は、サイトからの拝借です。



ピエンツァとの町の間の谷には、シエナのクレーターで見る石灰岩の塊が
あちこちに顔を出します。

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さて、モンティキエッロの町ですが、町というよりも村、と言う感じで、
中世独特の雰囲気をそのままに、住人が200人余りというこの町ですが現在は
町の外、坂の下に新しい住宅地がありますし、実際にこの小さな城壁の中に
住んでいるのは、半分ちょっとかも。

上から見るとこんな感じで、真ん中の一番大きな高い建物が教会
聖レオナルドと聖クリストフォロ・pieve dei Santi Leonardo e Cristoforo.

左下に見えるのが町の門で、今回行くと町中も7年前よりかなり整備されていて、
駐車場も大きなのが町の東下に。
       
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が、町の門を一歩入ると、ああ、ああ、と懐かしく思い出される建物の数々。

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こちらが町の教会聖レオナルドと聖クリストフォロ。

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前回は何日も滞在しオルチャの谷訪問の基地としたのに、中に入っておらず・・!



聖レオナルドの方は図が分りませんでしたが
祭壇左には、高さ5mの聖クリストフォロのフレスコ画が見え、

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◆ 追記を ◆ 
クリスさんが写真のしっかりたくさん載っている、教会サイトのアドレスを
送って下さったので、聖レオナルドが分りました。

正面祭壇右側のフレスコ画、4つに分けられている右下部分、
このすぐ上の写真に写る、胸から上が残っている方が聖レオナルド。

我が町コネリアーノの守護聖人でもありますが、1世紀の方で殉教者ではなく、
伝道活動、また後世でも多くの奇跡を起こされたそうで、囚人、捕虜、産婦、
病人、また家畜の守護聖人でもあると。
クリスさん、有難うございました!



こちらは教会入り口を中から。

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行った時は灯りが点いておらず暗く、私の眼よりもカメラの方が優秀で!ははは、
この様にに撮れましたが、鳥目のshinkaiには難しい内部でした。



教会前の階段の上から見る右側の布屋さん、お喋りしたり、布を買いましたが、 
ありゃ、あの時の布をベッド・カバーにするつもりが、どこに仕舞った?!

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こちらは左側の、気に入ってるお家で、

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右側の小路は、こんな風に。

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教会の南側面に回ると、正面が上の写真のお家で、右が教会の壁、
そしてここに広場が開け、

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こんな様子。 手前右に四角い井戸があり、奥にも丸い井戸。

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今右奥に教会の支え壁が飛び出しているのが見えますが、



ここにタベルナ・ディ・ブロンゾーネ・Taberna di Bronzoneがあり、

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こんなポスターが。
  タベルナ・ディ・ブロンゾーネ 特別開催 昼食と夕食
  春のメニュー 4月25・26・27・30  5月1~4日。

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残念! shinkaiが行ったのは5月5日でしたぁ!



中はこんな様子。

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実はここは教会のクリプタ・地下部分を横からくりぬいた場所で、夏にこの町で
開催の町の人々の劇公演、「テアトロ・ポーヴェロ・貧しい劇場」公演時に、
昼夕食を美味しく安く提供する場所、
または上のポスターの様に、特別に開く事もある場所なのですね。

ブロンゾーネという名は、どうやらかっての守備隊長の名で、1553年3月17日、
スペインのカルロ5世の襲撃の元に粘り強く奮戦し、
最後は誇りある降伏をした守備隊長の名に因むのだとか。



この期間限定のタベルナ・食堂で供されるのは、土地の特産品を使ってのピーチ・
太いパスタとか、トゥリッパ・牛の胃袋煮込みなどで、
ほらね、こんな嬉しそうな顔が揃った写真もみっけ!

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ご存知、生ハムにメロン。

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これはピーチに、クルミのソース、黒胡椒かな?

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今年のメニューをどうぞ。
7月25日から8月16日まで昼食と夕食を。 劇公演は毎夜(7月27日を除き)
21時半から、8月15日迄。

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テアトロ・ポーヴェロは、戦後の閉塞感を自分達で笑い飛ばそうと、町の人々が
自ら演ずる物で、年数を重ね立派に成長している様子。

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無料で参加、年代を問わず、とあり、むむ、ワン君も参加? ははは。



所で最初に、この町を懐かしく思い出したTV番組、と書きましたが、お昼ご飯の
お供に見るTVで、この夏この町が出て、それも、オーストラリアの料理番組に!
日本では「マスター・シェフ」という番組をしていますか?アメリカ、カナダ、フランス、
スペイン、勿論イタリアも、そしてイスラエル、インド、ニュージーランド等でも
大変人気のある番組だそうで、

プロの料理人でない人々が参加し、勝ち抜き式に残って行き、最後に
マスター・シェフとして勝ち残ると、多額の賞金と自分の料理の本が出版できます。
決められた材料、またはテーマに沿い制限時間内に料理する、実技に長けている事、
そしてアイディアに富んでいるのが必須という番組で、審査員は国の有名シェフ3名。

この夏たまたまオーストラリアのマスター・シェフの2012年版を再放送で、
10名にまで勝ち残ったのが、イタリアにやって来た放送が何回分かあり、

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ローマから始まり、フィレンツェの田舎、パスタ・バリッラの工場の職員食堂等など、
そしてこのモンティッキエッロでは、2組に分かれてそれぞれが昼食を分担し、
村の人々が審査という構成で、前菜から始まりパスタ、子豚の丸焼きなどもあり!
       
町の人々があのブロンゾーネのタベルナに集まり、わいわいと食べ、
周辺の町の中も写り、とても懐かしく、美味しそうで・・!
それを今回思い出し、そうだ、ブログでご紹介しようと。

勝ち抜き戦ですから、各国の番組の中では競争相手の悪口の言い放題もあり、
厳しい面もあるのですが、この年のオーストラリアのメンバーは、本当に人柄が
良いのが揃ったというのか、お国柄というのはこんなに違う物かと思ったほどに、
おおらかで、勝ち抜き戦の中でも助け合い、見ていてとても気持ちが良かったのです。
それに、イタリア版も含まれたのでね、記憶に残ったのでした。



ちなみにこの年の優勝者は、後列真ん中の水色のシャツ、アンドリューで、ははは、
名前まで覚えていた! 最終戦は後列左の金髪女性とでした。
       
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さてもう少し町の中のご案内を続けますが、
別の広場に見える正面の建物、ここにアグリトゥリズモがあり、前の滞在の時は、
あの3階の向こう側の部屋に泊まり、こちらの窓側にあった古い調度の居間で
朝食を食べ、広場の家々を眺めたものでした。

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扉の窓に水彩スケッチが見えますが、アグリトゥリズモの女主人が描いていて、
スーヴェニールとして売っていたのですが、ここもちょっと整備された様子。

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近くのお家のガレージに見える、古い車!

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タベルナの向かいにインフォメーションがあるのですが、今この3輪で、がたがたと
揺れる道を連れてこられたワンちゃん。
可愛そうにも可笑しいにも、ちょうどウンチをしたくてね、ははは。

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少し外れの方も歩きましたが、皆古くからの石造りの家々で、石の色も
黄土から茶色で趣があり、
  
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この手作りの品を売っている店も、なかなか素敵でしょう?

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最後は町の門の脇で出会った黒猫ちゃん。

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モンティキエッロからピエンツァに向う道、見える農家の角で左に曲がり、下ります。

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ちょっと脇道にそれての眺め。 この丘の起伏の凄さと、緑の色違い! 
丘の上に見える農家は改装中で、ブルトーザーがお仕事中。

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で、ぐるっとピエンツァへの道を辿ってくると、上の写真の家の反対側に出て、

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ピエンツァの町がこの位置に見え初め、坂道を上って行きます、

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で、はい、今回はお終いに。  むむ、次回はどこに・・?!


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