・ n.2 ポジターノ  ・ 重なる家々、要塞、海の色 

こちらイタリアは20、21日と復活祭のお休みも済み、次は25日の開放記念日
(第2次大戦、ドイツからの)、ヴェネツィアでは守護聖人サン・マルコの祝日と重なり、
27日日曜日、5月1日メーデーと、日本のゴールデン・ウィークには到底敵いませんが、
イタリアには珍しく飛び石連休が続いています。

という事で先回に引き続き、・・かなり強引ね、ははは、
ソッレント半島の南側、アマルフィから西に約20kほどの、他に類を見ない
素晴らしい景観の町、ポジターノ・Positano n.2をご覧くださいね。

浜の西端から細い道を伝い、かっての海賊船見張りの塔、ソッレント半島の
突き出した岩場にいくつもある塔の一つ、こうしてみても2つ見えますが、
手前の円形の方にまず近寄ってみる事に。

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細い道の脇から、またまた細い階段が上の家に続き、

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崖道の傍らには、びっしりと南国の植物が茂り、

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春の気配を感じて咲く、野生の可愛い花々。

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浜からこんな風に遠ざかり、

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円形の塔に近づいた所。 石造りの頑丈な物で、現在は改装し人が住んでいて、
屋上に上がる為の階段も新しいですね。

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崖側から大きな木が伸び茂り、実際はかなり陰の濃い場所。



回り込んだ所に、入り口の扉。

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道側から見ると2階分と屋上ですが、海側の崖に張り出した方はもう1階下があり、
中は円形のかなり広い住居になっていると思われます。
遠くから見ると屋上部分には白いペンキが塗られ、テーブル、椅子も見え、
お天気の良い日は、素晴らしい眺めをお楽しみと。



脇から覗き込む崖の下は、こんな色の海。

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奥の四角い塔との間に、小さな浜が見え、

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塔とその並びはこんな様子。 かなり大きく、きちんと改装され、

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ホテルになっているのか、と思いましたが、地図で調べた限りは名前が出ずで、
むむ、やはり個人の住宅か・・?!

何ぞと思いつつ調べているうちに色々と分りましたので、例により付け刃式に、
これらの塔についてあれこれを、ははは。

こういった突き出した岩場ごとに見える見張りの塔、ソッレント半島の南側、
本土のサレルノ・Salernoに近いヴィエトゥリ・Vietriからポジターノにかけ、
30ほどもの要塞・塔があったそうで、現在もまだ数えて見ると20を越える塔が存在。

形には2種類あり、上でご覧の円形は古い形で、これは13~14世紀にかけて作られ、
壁の厚みも薄いのだとか。 この塔から海賊船が見えると、住民達に襲撃を知らせ、
避難するよう呼びかける役目だったそう。
町の奥、崖の上に点在する小さな村々は、元々はこうした海賊の襲撃から逃れる為に。
       
その後16世紀の半ばになり、重なる海賊船の襲撃略奪に対し、
スペイン王国ナポリ副王から、この一帯の海岸線をカバーすべく、4~5000歩毎に
塔の設置、という命が出て、頑丈な、とりわけ外側の壁の厚い四角形の塔が造られたと。

勿論この変化は重火器の到来という時代変化にも対応し、襲撃からの単なる
避難のみでなく、要塞上からも船に攻撃できる、という利点をも兼ねた物。

9世紀から17世紀の約800年間にこのソッレント半島一帯は何度ものイスラムからの
襲撃略奪船の被害に遭い、16世紀には歴史に残る程の惨劇が3度もあり、
ポジターノも2度襲撃されているのですね。

こうしてみると、私が傍で見た円形の塔は古いタイプの物だった事が分りますが、
現在ポジターノには3つ塔が残っているそうですが、見た円筒形は、
トッレ・ディ・コッツィ・Torre di Cozzi、それ以前にあったトッレ・トゥラシータ・
Torre Trasita が破壊された後に、再建されたものの様子。

奥に見える四角の塔は1532-33年に造られた物で、トッレ・フォルニッロ・
Torre Fornillo、現在はカステレット・Castelletto・小さな城と呼ばれている様。
3つの内のもう一つは、多分これではないかというのを撮っているので、後ほど。

色々サイトを探していると、塔をめぐる個人ツァーというのもあり、はは、
2人以上、個人ガイド運転手、個人ボート、軽食付き、1日100エウロからと!
ご希望の方、http://www.travelamalfi.com/tours/827-827?lang=it


道はこんな風に続き、

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覗き見る下の海はこんな感じ!

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で、まぁ良かろう、と早仕舞いとし、ははは、恐れのshinkai、

人家に近い、元の広い浜に戻ります。

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今度は教会の下側の道を通り抜け、

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細い道、すぐ脇から上の家に続く階段、

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いくつもの鉢植えが満杯! ここの気候では鉢の土に差し込めばOKなのかも、ははは。

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いかにも南の、爽やかな雰囲気が漂うでしょう?!

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八百屋さんの店先も、重なる家の隙間に。

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ぼちぼちと上に向かって歩き、教会の丸屋根の高さがこの位置まで・・。

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でも上を振り向くとまだまだ・・!

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多分浜から見て、町の奥に向かって歩いたようで、少し開けて道が通り、
地元の人達が住まう感じの場所に出て、こんな陶器のお土産屋さんが何軒か。

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ここの建物の並びの向こう側を道が通り、つまりここに見えるのは店と家の裏側で、
土地の段差の都合なのでしょう、横幅が短く、床位置が皆違います。

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見かけた垣根に開きかけの大きな花。
町への最初の道脇でも見かけましたが、なんという花?

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ほんの少しの風に、ひらひらと揺れる散りかけの桜。

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テラスの鉢にも、たわわなレモン。

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町の入り口の広場に戻ってくると、朝植え替え中だった三色の花壇も出来上がり。

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カプリ島でも盛んに見かけた、小さい運搬車。 そう、これが無いとねぇ・・!

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細い道を抜け、

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バス停への上り道の店も、陶器店か衣類店。

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これが多分ポジターノに今も残る、かっての見張りの塔の一つではないかと・・。

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町からの道と国道との合流点にあった標識。

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ポジターノの中心まで2kmはともかく、病院・ospedale・オスペダーレまで19k!
上のソッレント・Sorrentoまでと同じ距離ですから、この一帯の病院は
山越えしてのソッレントのみなの?! 



町の西側の崖の家々と浜が、再び覗き見る高さとなり、

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西の海にこぼれる陽射しが面白い効果を・・。

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傾き始める陽が、建物群に少し差し込み、

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山越しに、町の一番高い家並みにも。

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そして再び強くなった陽射しの下、浜で楽しむ人々。


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あの塔も、光る海に霞みそう!

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何ぞとポジターノの想い出を胸に入れつつ、たどり着いた狭い国道のバス停では、
来た時同様、ははは、車のすれ違い妙技が待っておりましたぁ!

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・ n.1 ポジターノ ・ 海に面し、美しい特異な景観の町

ソッレントに引き続きご覧いただくポジターノ・Positanoの町。
ソッレントから山越えのアマルフィ側の半島の南側に位置する町で、
切り立った崖にへばりつくような家々と、前に広がる青い海。

狭い海岸べりに次々と展開する町の多いアマルフィ沿岸でも、これほど密に
びっしりと、というのは他になく、その特異さと美しさには驚かされますが、
アマルフィから一日出かけた様子をご覧くださいね。
    
アマルフィから約20kmの距離、バスで30分ちょっとだったと思いますが、
町の東の停留所で下り歩き出し、見えてくる町の眺め。ね、美しいでしょう?! 

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今いる位置の目の高さが、対岸の家並みの中程より少し上ですね、
大体この高さを国道がぐっと迂回しバスや町を通り過ぎる車も通り、
町の中心には斜めにだらだらと坂道を、ここは階段ではなく、ははは、を下ります。



地図をどうぞ。 まずソッレント半島での位置と、

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少し見難いですが衛星からの町の地図で、切り立った崖を国道SS163が
迂回カーヴしながら通る様子、他の道は地元の人達が車の乗り入れが出来る道。

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町の東端の突き出してカーヴする所でバスを降り、斜めにだらだらと下り、
突き当たる手前辺りから海に向かい、つまりヘアピンカーヴ式に曲がって浜に出る訳で。
       


道脇にこんなベンチもあり、

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覗き込むと、下のお家のテラスと青い海!
出かけた日は、朝のうち少し曇り気味だったのですが、徐々に晴れ午後は快晴。 
海がとても鮮やかな色でした。

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下り道はこんな感じで、 町が徐々に近づくのを正面に見ながら行くのは、
とても良い気持ち! 期待が高まります。 

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ほらね、道が狭いでしょう?多分この道を車で通るには、居住者であるとか、
仕事の為とかの許可が要るはず。



こんな小さいのに2人乗りが通ったり、前面両脇のぶつけた跡、見えます? ひひ。

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お店もあり、こんな品々も並び、

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これはドライ・トマト製作中と、唐辛子。

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こんな重たい由緒ありげな扉も見かけつつ、道を下り、

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道下に見えてくる浜。

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そしてほら、西側の家並みの下側と、

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上側! この特異な景観!! 他に類を見ません。

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この素晴らしい眺めは、こちらのTV・CMでもちょいちょい出ますし、
そうそう、映画「トスカーナの休日」にも出て来ましたね。

探しましたが良い場面が見つからず、浜でのイタ男ぶりを、ははは。
http://www.youtube.com/watch?v=8mIYapZI5II

こちらに船での短いポジターノ訪問を。       
http://www.youtube.com/watch?v=ZsZI5bXzgdY       



サンタ・マリーア・アッスンタ教会・Santa Maria Assuntaの丸屋根が、この高さに。
マヨリカ焼きのタイル屋根、色は太陽の黄色と植物の緑、とありますが、
ちょっと茶っぽく見えますね。

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さて国道筋から下って来て、折れ曲がって少し下に細長い広場があり、
そこの花壇の植え替え中。

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ちょうどイタリア共和国建国50年周年記念日間近で、お花で三色を
並べている所だったのですね。戻りにはもうちゃんと出来上がっていましたので、
次回にその成果をご覧いただきますです、はい。



その位置から振り返り、見上げる背後の崖の高さ!!

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町中に入ると、そう、どの道もこんな狭さでくねくねと。 そして脇道は
どこもかしこも階段で、こう言う町はもう歩くしかありませんね!

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正面2階の店のテントに、デリカテッセンと見えますね。 この日我らはこの店で
お昼を買い込み、ナイフとフォークも付けて貰い、浜で食べましたっけ。

ポジターノの町の猫ちゃんワンちゃんは既に。
       

お土産物の店先、この町もと言うよりアマルフィ海岸一体はレモンの特産地で、
リモンチェッロはとても有名。

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上に見える焼き物の看板には、I Profumi di Positano・イ・プロフーミ・
ディ・ポジターノ・ポジターノの香り、とあるのですが、
右手前に半分写っているのは、レモンの香りがする蚊取りで、名前忘れたぁ、
夏の夜に点けたり・・、
でもね、蚊取りはやはり、キンチョウかベープでござるよ! ははは。

あ、も一つついでに知ったげに言いますと、へへ、
ポ si ターノと書いて、なぜ ジ と濁るかと言うと、sが母音の間に挟まれると
シではなく、ジになるのですね。 アッシジ・Assisiの最後のsも同じですね。



町中の細い道を下りながら、ふと見上げる向かいの高い家並み。

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で、この目の高さに小学校あり! 校庭、そう、テラスで休憩時間を遊んでいます。

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賑やかな色の衣類店があり、

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こんなアーチの通路の店もあり、

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道の上に、蔓植物が屋根を作り・・。 夏はこの地は暑いそうですし、
こんな道は涼しくてよいかも。 それにしても、この一帯の植物の繁殖力は凄まじい!

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道が上下に交差し・・!

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そして出てくるサンタ・マリーア・アッスンタ教会前。
元は12世紀といいますが、現在残るのは18世紀後半のもの。

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脇にある鐘楼、こちらは128世紀初頭の建設で、

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鐘楼の下の扉の上にある浮き彫りは、中世の海の怪物と、魚と狐と。 なぜ狐?

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教会内部。 元は一廊式だったといいますが、現在は拡張され3廊式。

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祭壇には、黒い顔の聖母と、膝の上に小さい小さいキリスト。
これは12世紀頃、ベネデッティーノ派の僧侶が運んで来たものと。

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パイプオルガンは、下側に管が突き出す形。

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新しい華やかな教会の中に、古い虫食いの、物入れ式のベンチが片隅に。

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教会前広場を囲う塀に、古い教会の遺物がはめ込まれ・・。

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ポジターノの町は背後を高い山に囲われた温暖の地で、冬も6度以下になる事が
殆どなく、夏は長く暑いけれど、海風が涼しさを運んでくる、という
ローマ期からの休暇最適地。

近年この教会近くから、その遺跡跡が発掘されたと言いますが、
教会の床にも、古いモザイク床が残ってもいると。



どの道も、こんな階段道・・!

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浜に出て、見上げる西側の家並み、まさに壮観!! 他に言葉が・・。

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浜の後ろ、さっきの教会はすぐそこに。

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教会のマヨリカの丸屋根。 そうね、やはり黄色と緑色タイルね。

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東側の崖と重なる家々。

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夏はさぞ混むだろう浜もまだ人が居らず。 風も冷たくなく、ぬくぬくとした浜でしたよ。

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ぶぃ~~んと飛んで行くプロペラ機。

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浜はかなり細かい砂で、波も高くなく。 
波が打ち、引いては寄せ返す、というのは、見飽きませんねぇ!

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浜の東の端にある岩場、そこに打ち寄せる波を何枚も連続して撮っており・・。
何を考えていたのかと思いつつ整理していて・・、
     
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そう、何回かに1回打ち寄せる大きな波を撮りたかったのですね、
ついでにすぐ近くにいた男性があわてる姿もね、ははは。



ソッレント半島のちょっと突き出した岩場には、海賊船見張りの要塞・塔が
必ずありましたが、
こんな下手な、ははは、失礼、タイル画を浜の近くで。

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コーヴォ・デイ・サラチェーニ・サラセン人の巣、隠れ家、とでも。
アラブ人の海賊船が襲ってきて、戦っている場面ですが、

コーヴォXXというのは、すぐ近くのホテルの名と今回地図を見ていて気が付き。
次回に、近くの海賊見張りの塔の傍に行ったのも見て頂きますね。

アマルフィから、サレルノまで ・ バスの旅
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/468059853.html



今回の〆に、もう一度浜からのこの景観を!

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次回もお楽しみに、お願いいたしま~す!


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・ n.2 陽光あふれる、ソレントの町散歩

カプリ島から一日出かけたソレント・ソッレントの町、先回は観光バスに乗っての
町の一回りをご覧頂きましたが、今回は町の中心を歩いた様子でどうぞ。

先回観光バスの発着所としてみて頂いたタッソー広場、船着場からまっすぐ
崖の切り立った道を行き、階段をはぁはぁと上って到着した広場ですが、はは、

そこから東に向かう通りがかなりの繁華街で、写真のように、お土産品として
よく見かけるのがなんといってもリモンチェッロ・Limonchello.

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ナポリ一帯からアマルフィ、ソレントでも見る、甘くて強いレモンの香りと味のリキュール。

で下の段に葡萄の葉っぱを売っているのですが、どんな料理に使うのかな、
イスタンブルでも売っていましたが、あちらはお米を巻いていましたっけ。
       
リモンチェッロは家庭でも簡単に手作りできるので、友人の家にお呼ばれでいくと、
食後にこれが出て来ますが、まぁ、本当に強い、そして美味しい! 
      

実は我がブログ内ランキングで、不倒の1位を保っているのが、ははは、
自家製リモンチェッロの作り方の記事で、
こうして書くと、また最長不倒記録が伸びるのだろうなぁ!
      
リモンチェッロの家庭での作り方



そして、ジェラート・gelato・アイスクリームのお店。
我がコネリアーノにもたくさんジェラートの店があり、それぞれに店々の味があり、
皆のお好みの店もいろいろですが、いやぁ、それにしてもここのは賑やか、
色もトッピングも!

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かなり有名な店らしく、たくさん有名人の写真が貼ってありましたが、
今見えているのもその一人。



キャンディではなく、石鹸! これも色が鮮やかで、そう、まさにナポリの趣ですねぇ。
南仏で見た石鹸の色はもっと自然の色で、こんなにお喋りではなかった、ははは。

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南仏ニースのメルカートの様子は
      


ええ、まぁ、こういう風景も見かけ・・、 うふっ!

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町の地図をどうぞ。 中心広場が、ピアッツァ・タッソー・Piazza Tassoで、
そこから西に道が2筋平行して通ります。

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南側、ドゥオーモ・Duomoのあるのが、コルソ・イターリア・Corso Italia、 
こちらは新しく出来た町の大通りで、
北側を通る少し細い通りが、ヴィア・チェザーレオ・Via Cesareo.
かってはこちらが町の一番の通りで、貴族の館が立ち並んでいたといいますが、
新しく広いコルソ・イターリアが出来ると、そちらに中心が移ったのだそう。

先回の観光バスで建物の上だけ見て頂いた博物館、コッレアーレ・ディ・
テッラノーヴァは町の東外れに、 
下側に電車の印のあるのがソッレント駅で、ナポリとの連絡。



先回も見ていただいたタッソー広場ですが、正面の建物を挟んで、ほらね、2本
通りが見えますね。左、コルソ・イターリア、右・ヴィア・チェザーレオ。

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ところで、タッソー広場の名の由来は、このソッレント出身16世紀の桂冠詩人
トルクアート・タッソー・Torquato Tasso(1544-1595)と書きましたが、
どんな人物だったか調べると、これがかなり劇的な生涯を送られた方で・・。

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ソッレント生まれで、父親も詩人、宮廷人。で、各地の宮廷を経験しつつ育ち、
パドヴァ大学でも学びますが、法律よりも詩を愛し、フェッラーラのエステ家で、
枢機卿ルイージと、その兄のアルフォンソ2世・彼はフェッラーラのエステ家最後の領主、
タッソーはこの両方に仕え、詩作、出版を。

エステ家宮廷における幸運な生活の時期も長く続かず、繊細すぎる性格からか、
最高作と名高い第一次十字軍に材を取った「開放されたジェルサレム」の出版後、
異端審判にかけられたり、自ら出頭したり、刃傷沙汰を起こしたり・・。
遂に精神に異常を来たし、7年間聖アンナ病院に収監。

幼い頃かなり厳格なカトリックの教えを受けた事から、異端であるとみなされるのを
内心極端に恐れたのかも知れず、その後の生涯も結局平穏には済まずで、
詩作しつつ各地を流浪し、収監されもし・・。

こういうのは読むのも辛くなりますが、最後はローマで教皇クレメンテ8世に厚遇され、
51歳、病院で秘蹟も受け穏やかな死を迎えたと。

こういう劇的な生涯は後にゲーテにも取り上げられたり、絵画のモチーフにもなりで、
彼は生地ソッレントに戻る事はなかったようですが、
「生まれた甘やかな地」と素晴らしい想い出を留めていた様子。
・・お疲れ様でした!

アルフォンソ2世・フェッラーラ・エステ家最後の領主、で思い出した記事がこちらに。 
お暇な方どうぞ。
デルタ・デル・ポー ・ ポー河が海に出あう所
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463259026.html
       


さてこちらが、コルソ・イターリア。

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タッソー広場からコルソ・イターリアを行くと、近くにカッテドラーレ・デイ・
サンティ・フィリッポ・エ・ジャコモ・Cattedrale dei Santi Filippo e Giacomo.

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元々は12世紀初頭の建設だったのが、16世紀半ばにトルコの侵入があり、
その後完全に再建されたバロック形式と。



内部もこんな感じで、

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天井も華やか。

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いかにもナポリ近く!という感じがしたのは、教会内に大きなプレゼーピオがあった事で、

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主役の聖家族は奥の方に!  ピン甘ご容赦。



賑やかな教会内で、ここだけ静寂なイメージに祭衣が並び。

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入り口扉の上にあったオルガン。 天使像が付いたオルガンは、始めて!

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ナポリの歳末風景 ・ プレゼーピオ、そして下町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462598189.html



聖堂前広場の脇に鐘楼があり、そこでは賑やかなお喋りが弾み・・。

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我ら2人は、コルソ・イターリアのかなり先まで行き、そのあたりで見つけた食堂、
という感じの店でお昼を食べ、はは、ふらふらと歩きつつ町の見物を。

こんな教会のタイルの丸屋根も見たのですが、さてどこのか・・。

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こちらはサン・パオロ教会・San Paolo.
この鉄の、錆びかけた頑丈な扉が気に入り、いぇ、中には入っておりません。

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サンティ・フェリーチェ・エ・バッコーロ教会・Santi Felice e Baccolo.
こちらも扉が気に入り・・! 中はやはりバロック様式でした。

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たわわに実るオレンジと、レモンと!

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ホテルだったかな、入り口横のマヨリカの陶器。

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道の先に広がる海。

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覗き込むと、こんなにも綺麗な海!

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ふと気づくと、レンガの欠片かな、で浜に書いた TI AMO・ティ・アーモ・愛してるよ。

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横の翼の付いたハートの中には、S.
なにぃ?! shinkaiのSじゃぁ、なかろうねぇ、きゃはは。



港方面を見下ろし、

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正面に見えるヴェスヴィオ山。

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これはもっと港に近寄った場所からの、港の湾内。

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かって町の中心通りだったというヴィア・チェザーレオ。
確かにコルソ・イターリアに比べ道が狭く、小さな店が並び、

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その一角にあったセディール・ドミノーヴァ・Sedil Dominova.
入り口部は、四角いロッジャ・loggia・開廊とでも、集会所らしきものですが、

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前から覗くとフレスコ画装飾も見え、入り口脇に由緒ある物らしき説明が見え、
コムーネのサイトを読んでみました。

この建物が作られたのは14世紀。 ソッレントの貴族達の間で町の支配問題から
抗争が起こり、その対立は一族郎党まで巻き込む流血騒ぎに発展。
遂に司教が仲介に入り、死者負傷者まで出したこの騒動は、それまでの一つの
集会所から分裂し、
町の西側に住む貴族達がここに新しいドムス・ノーヴァ・Domus Nova・新しい家、
を建設、これがドミノーヴァ・Dominovaと呼ばれる様になったと。

この建物が歴史的に貴重なのは、単にソッレントの町のみならず、ナポリを含め
カンパーニア州における貴族支配の歴史を留める唯一残る物なのだそう。

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ならば最初にあった政治集会所は、とお考えでしょう? セディーレ・ディ・ポルタ・
Sedile di Portaと呼ばれていた建物は、タッソー広場に近い位置にあった様で、
16世紀初頭に再建されたものの、現在はまるで違うものにと。



現在この建物は、19世紀よりソッレント市民労働者の為に作られた相互補助協会が
使っているそうで、いかにも相応しい転用とでも!
丸屋根は18世紀になって改装の、マヨリカ焼きのもの。

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スケッチをする友人と別れ、1人で港まで、今度は階段ではなく、はは、
長い坂道をのんびりと下ります。 途中で観光バスともすれ違い、

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一番下まで下ると、この眺め! 写真の左手奥が、港脇の公園。

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海辺の岩場には、セキレイもいて。 ちょっと痩せているかな、この子?

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そろそろ春の陽が傾きかける午後、
港に近い公園脇には、たくさんの猫ちゃんが日向ぼっこ中で、

この子は、カメラなど向けられては、ゆっくり出来ないじゃぁないの、
とばかりに、さっさと立ち去りましたが、ははは、

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お日様たっぷり、風が遮られる場所には、

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他の写真は省略しても、猫ちゃんは削らぬshinkai!!



そして極めつけ、ヴェスヴィオ背景の記念写真風!

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はい、ワンちゃんも一人ね。

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さて、時間通りに連絡線がやって来て、

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カプリに向け、戻ります。
そう、あの真ん中に見える崖の割れ目の奥に、恐怖の階段があったっけ!

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さて、かの有名なナポリ民謡「帰れソレントへ」を。

うるわしの海は うつつにも夢む
君の声のごと わが胸をうつ
オレンジの花は ほのかにも香り
恋に嘆く子の 胸にぞしむよ
あわれ君は行き われはただひとり
なつかしの地にぞ 君を待つのみ
かえれよ われを捨つるな
かえれソルレントへ かえれよ
ソルレントの海は たぐいなき海よ
貴き宝を 底にうずむや
惑わしのシレンは 君の手をとりて
いと甘き声に 君を誘うよ
あわれ君は行き われはただひとり
なつかしの地にぞ 君を待つのみ
かえれよ われを捨つるな
かえれソルレントへ かえれよ

以下延々と続きますが、どうやら捨てられた男が彼女に、帰ってきてぇ!
と哀願しているようですね。

Tou Tubeは3つご用意致しました、うひひ。
まずは格調高くルチャーノ・パヴァロッティ様、 懐かしいカラカラ浴場のライヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=77z_J0JL6ps 
     
ナポリ訛りの甘いのがお好みの方は、
https://www.youtube.com/watch?v=ls7iNWTlAEs

懐かしいエルヴィス・プレスリーちゃんで、
https://www.youtube.com/watch?v=ImOm2SaY3eA

実は「帰れソレントへ」の日本語訳ですが、パヴァロッティやヴィッラの歌を聞き、
ナポリ訛りは分からぬもののこれはかなり違うぞ! と、
ちょうどイタリア語訳を見つけましたので、例によりその直接的な歌詞を、はは、
至らぬなりに訳してみました。 どうぞ!

見てご覧、なんと海の美しい事!
君みたいに、とても気持ちをかきたてる。
まるで君が見つめた者を夢見させるように。
見て、見てご覧、この庭を。
かいでご覧、このオレンジの花の香りを。
こんなにも繊細な香りが心の中に
そして行ってしまう。
君は言う、「私は行くの、さようなら!」
この心から君は遠くなり・・
愛の土地から・・
君には戻らない勇気があるのか?
でも僕を捨てないで、
この苦しみを与えないで!
ソッレントに帰って、
僕を生きさせて!

リフレイン最後2行の発音は、
Torna a Surriento,  トルナ ア スッリエント
Famme campà!   ファンメ カンパァ!



最後はヴェスヴィオ山のアップを。 ほら、噴火口がうっすらと見えるでしょう?!

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n.1 ポンペイ遺跡 ・ 劇場二つ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465222138.html
      

ソッレント観光の長~い一日、 お付き合い有難うございました!

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・ n.1 「帰れソレント」へ ・ カプリ島から

3年前の春、カプリ島から日帰りで出かけたソレント・Sorrento.
イタリア語ではソッレント、ナポリ方言ではスリエント、日本語ではソレント、ははは、
の写真を漸くに整理しましたので、見てやって下さい。

それがなんと、選び出した時点で180枚を越え、・・250枚以上撮っており!
必死に削り、漸くに今回は47枚でまずご覧頂き、次回その2はまだあと何枚か
省略の要あり、ですがとりあえず、その1を。

春の陽光麗らかなソレント、世界的に有名な観光地ソッレントのをお楽しみ下さい!
写真は、まずカプリ島から出発した所。

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カプリ島の海と空と ・ 朝と夕暮れ
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140785.html

n.1 カプリ島の散歩道、 見晴らし台に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141298.html

n.2 カプリ島の散歩道、 見晴らし台に
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141440.html

n.1 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465140971.html

n.2 カプリ島 一周にご招待!
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/465141146.html

ナポリ湾の小島 ・ プロチダ島 ・ Procida
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/462597952.html



地図をどうぞ。 ナポリ湾・Golfo di Napoliの南を囲う形で突き出す
ソレント半島の先端に近い北側に位置し、

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ソレント半島のこちら側はコスティエーラ・ソッレンティーナ・Costiera sorrentina・
ソレント沿岸と呼ばれ、
一方半島の南側、アマルフィ・Amalfiやポジターノ・Positanoのある側、
半島の付け根にはこれまた古い歴史を持つサレルノ・Saleernoがある南側は、
コスティエーラ・アマルフィターナ・Costiera amalfitanaと呼ばれます。

地図でご覧いただく様に、ナポリからは46km程の距離で、車でもまた電車の連絡も
ありますが、我々はカプリ島に泊まり、連絡線で出かけたという訳です。



カプリからはわりと近く、ソレント半島の先端を回り込むと、こんな風にずっと
陸が見える近くを行き、突き出した岬の先に、かっての要塞の塔の跡、
海賊船の見張りの塔が見えたり、

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初めての訪問とあって、どこかなどこかな、と町の建物の塊が見えるたびに・・。

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漸くに港の突堤を回りこみ・・、

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突堤の先で魚釣りをする親子の姿も見つつ、

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港に到着。

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すぐ背後に立ち上がる崖に嵌め込まれたかのような教会もあり、

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崖の上に広がる町の中心に続く階段・・!

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港の近くには広場があり、山越えで行くアマルフィ方面へのバス停留所もここに。
こんな崖を掘り込んだ工場というか、これは造船所と、なども見えますが、

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さてぇ、崖上の町の中心にはどうやって行くんかいなぁぁぁ・・!
階段のぼりや登山が大嫌いな、ははは、shinkaiは即ぼやきますが、

同行の我が友人mkちゃんは、まるで意に介さず、こんな道を歩き出します!

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暫く緩やかな坂道を歩き、前方に見えるこれ!! ぎゃおぇぇ、階段だぁ!
なにぃ、あの上まで上がらんといけんのぉ?!

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近寄って見るとぉ・・、 じゃぁ~~ん!

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じゃ、じゃぁ~~ん!!

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じゃぁ~~ん!!!
そう、まず正面を2段上がり、それから脇の長~い、急ぅ~なのを2段ね。

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そう、振り返る港への道はこんな感じで・・、

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狭いヘアピン・カーヴを階段上からだとこんな感じで、
車もゆっくりと気持ちを整え、ははは、回りこんでおりました。

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上り階段途中でスケッチするmkちゃん。

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さて、はぁはぁと上り切った所は、
お日様さんさん、オレンジの街路樹が続く町の中心広場の、

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タッソー広場・Piazza Tasso. この町が誇るソッレント生まれ、16世紀の詩人、
タルクワート・タッソー・Tarquato Tassoに因みます。
タッソーについてはチョロっと読んだだけですので、また次回にでも書きますね。

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広場の横に止まるこれ、市内観光の汽車ポッポのバス。

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mkちゃんに、観光バスがあるよとご注進すると、そう、シホチャン乗りたいのね、
いいよ、乗っても。 まさに良き友人はこうでなくてはね、ははは。



で、この横が下から見上げた町の位置で、そう、こんな風に道と港と海が見え、

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でもって、こんな風にお尻を並べる連中も、ははは、居るわけで!

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観光バスの出発時間までちょっと間があったので、すぐ近所を覗き歩きに。
奥の広場の向こうに見えるのは、どうやら市役所で、

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木製の素敵なレトロ調の、ピッツァ・レストランもあり、

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すぐ近くの店のウインドウで見かけたのはこれ、嵌め木細工の凄いやつ!

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どうやらこの町は、嵌め木細工が盛んな所らしい、と思っておりましたら、



これは後に町を歩いていて見つけた看板で、確かに、嵌め木細工の博物館もあり。

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古い城の中の細工に嵌め木が使われていたり、また石の嵌め込み細工の装飾品も
見ていますが、さぞ歴史を持つであろう職人仕事が、まだしっかりと残っている、
これは素晴らしい事ですよね?!



さて観光バスの出発時間となり、乗り込み発車。

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まずは通りの先の、海が見える所でぐるっと回り、

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彼女の脚の線、素敵でしょう?! あ、向こうに見えるのはヴェスヴィオ山で、はい。



いかにも南国風の植物の前庭の奥にあるお屋敷か、ホテルかもですが、

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市役所の前の公園をぐるっと回り、真ん中の石像は、多分町の守護聖人
サンタントーニオ・アバーテ・Sant'Antonio abate・大アントーニオと呼ばれる方。

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向き合う建物が、その名を冠される聖堂。



市役所前のオレンジの木も実がたわわ!

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さて細い道を港に向かって下りますが、

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なにせ道が狭いので、すれ違いが大変!
ね、向こうのバスのバックミラーが、防護塀にこすれそう!

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見晴らしが良く、お天気も良く、観光バスを見ると皆にっこり。

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港からの道で遥かに見上げたホテルも、今の道ではまだこの高さ!

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港への車道、またはゆっくり歩きたい人が通るこの道は、ゆるゆるとカーヴを
取りつつ下り、港脇の公園まで行くと、先ほどの建物がこの高さに。

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港でぐるっと周り、再度町の中心タッソー広場に戻り、

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バスの発着所、見晴らし台の横を通り、

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今度は町の東に向かいます。 見える教会はカルミネ・Chiesa di Carmine.
ここに見える像も、多分大アントーニオと。

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この通りはかなりの繁華街。

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町の地図は次回にご覧いただきますが、こちらは一番町の東外れにある
コッレアーレ・ディ・テッラノーヴァ博物館・Museo Correale di Terranova.

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ここにはギリシャ・ローマ期の発掘物とナポリの陶器、絵画などの展示、庭園から
素晴らしい眺めが楽しめるそうですが、その辺りからまたタッソー広場に向かい、
観光バスは終了。

実際に自分で歩くとしたらかなりの距離を見て回るわけで、垣間見える青い海、
傍らに続くオレンジやレモン畑の眺めも、なかなか良いものでした。

大きな街には真っ赤な2階建てバスが走りますし、小さな町にはこんな汽車の形の
観光バスがありますので、ざっと見て雰囲気を掴むにも、お勧めです。
はぁ、勿論shinkaiは嬉しがり屋で、こういうのは欠かせませんです、ははは。



バスを降りたタッソー広場の傍らで、なにやら美人を囲み2,3人が撮影会を
しているので、勿論私めも参加!

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すると1人が「ウン・エウロ!」と言うので、1エウロ払えって言ってるよ、と
mkちゃんに伝えつつ、勿論冗談なのは分かり、プッと吹きましたら、
彼はイタリア語が分からないと思って言ったらしく、
そうじゃないと分かった途端に大いに恐縮し・・、ははは。

と言うところで、今回はお終い、次回をお楽しみに!


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・ みどり、緑のトスカーナの春に ・ シエナのクレーター 

早くも4月に入り、日本各地からの桜の便りや美味しそうな
お弁当を拝見すると、うずうずし、
ボローニャの歴史など七面倒くさいのは読む気が失せ、ははは、

来月早々出かける予定のトスカーナはオルチャの谷の下調べを。
6年前に出かけた時は7月初旬でしたが、麦秋の色で、
既に麦刈りも始まっており、それ以来ずっと
一度、緑滴るオルチャの谷を見たいものと願っておりました。

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であれこれ調べているうち、出会ったサイトに大いに啓発され、
オルチャの谷に行く前に、緑のシエナのクレーターを通って行こう!
       
という事で、今日はサイトのあちこちから集めた、
春、緑溢れるシエナのクレーターの写真をご覧頂きますね。
オルチャの谷ともまた違う、もっと激しい起伏が緑で埋まる様子、
光と影が織り成す風景をお楽しみ下さい!

上はまずその一枚、
小麦の緑に埋まり、見える筋はトラクターの跡。


地図をどうぞ。 シエナから南西に、SS438号を下る道筋が
シエナのクレーター・Crete senesiの中を走ります。

2-torre a castello.JPG

前回はこの道をアシャーノ・Ascianoからピエンツァに下りましたが、
今回出会ったサイトで、新しい道を知ったのですね。

赤いAのトッレ・ア・カステッロ・Torre a Castelloまで行き、
そこからアシャーノに下る道です。

14km程のこの道は、かって車のラリーに使われた事もあり、
今は専ら地元の人、そして自転車や写真愛好家の道のようで、
グーグル・マップでトッレ・ア・カステッロからアシャーノまでの
行程を検索しても出ません。

まぁ、ラリーの道とはいえ、ゆっくりと風景を愛で、
写真を撮りながら行くには大丈夫だろうと、行くことに!

行程に沿っての写真がこちらで、春ではないですが、見れます。
http://www.fotoincammino.it/foto.php?idfoto=87
http://www.fotoincammino.it/foto.php?idfoto=47
    

という事で、この一帯の緑の写真を集めましたので、ごゆっくりどうぞ!

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ここからの2枚は、トッレ・ア・カステッロと。
凄い、凄い!!  これは見に行かないと!

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この地形は見覚えあり、カステッロ・ディ・レオニーナ・
Castello Leoninaの近くと。

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シエナのクレーター、アシャーノの町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/461452913.html       



道はこんな地道で、カーヴしつつ、途中2つほどの村落があると。

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村の一つ、モンテ・サンテ・マリーエ・Monte Sante Marie.
ちょうど同じ場所の雪の風景も見つけましたが、
私の部屋の窓から、って・・!!

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シエナのクレーターの道は、ちょっと脇にそれるとすぐ地道で、
車で走ると、もうもうと白い土煙が巻き上がるのですが、ははは、

それに関連して、初めて見つけた興味深いポスター、
これです、 

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自転車競技ストラーデ・ビアンケ・Strade Bianche・白い道!

後ろに見える風景はオルチャの谷で、
Solo i campioni sfidano le nuvole・
チャンピオン達のみが雲に挑戦する
・・案外、雲と白い土煙を引っ掛けているのかな、ははは。



トスカーナのこの周辺を走る様で、はい、まさに白い道! 

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上のは下り道ですが、これは今年の写真で、上り坂ぁ!!

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今朝冬タイヤの取替えで、待っている間に見たスポーツ雑誌に、
偶々今年のが載っており、おお、shinkaiも歩けば棒にあたる!

3月8日に行われ、なんと行程はサン・ジミニャーノからシエナ。
ですがぁ探し出した行程図に、驚きましたぁ!

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サン・ジミニャーノを朝10時に出発、ぐっと南に下り、
オルチャの谷のモンタルチーノから、サン・クイリコ・ドルチャ、
ピエンツァからアシャーノ、そしてshinkaiが狙っているあの道、
トッレ・ア・カステッロに抜ける地道を通る200kmの行程!

赤色が舗装道路で、白が地道。
でシエナ到着が15時半位というので、5時間半!!
見ただけで楽しくなって、笑いましたぁ!
よっしゃぁ、5月にはワッチも負けずに走るぞぉ!!ははは。
       


さて、やはりこの辺りの美味しい物もご紹介しないと、ね。
ヴィーノ・ワインは何を飲んでも美味しいのでさて置き、ははは、
ペコリーノ・チーズをまず!

ペコリーノは羊の乳のチーズで、トスカーナのは超が付く美味しさ!

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右手前は唐辛子の入ったピリッとする奴ですが、
こういうのには、トスカーナのこれまた美味しい蜂蜜をかけ!



同じペコリーノでも、これはまだ熟成させていない、
ルーコラやオリーヴの入った奴。 これも柔らかく美味しそう!

21-rucola.jpg



トスカーナの家庭料理で美味しいのは、
これは如何にもの雰囲気の、リボッリータ・Ribollita.
野菜スープに、残り物のパンを入れるもの。

22-ribollita.jpg



見つけたちょっとお洒落なこれは、
Soufflé di ortica con pecorino erborinato delle
Crete Senesi e salsa di fagiori zolfini・
クレーテ・セネージのチーズ(ペコリーノ)の青かび種と
イラクサのスフレ、ソースはゾルフィーニ種のインゲン豆。
       
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ははは、何度聞いても到底覚えられそうもないですが、
土地の名産を使ってのスフレ、美味しいでしょうねぇ!!
こういう初物を食べたら、7年長生きするかもね。



ついでのこれは、オルチャの谷再訪の最初の宿がロカンダで、
それで見つかった一品。
あれこれつまみながら、ワインも美味しく飲めそうでしょう?!

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最初の夜はピエンツァの北にあるモンティージ・Montisi に。

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ここにはシエナのサンタ・マリーア・スカーラ病院が、巡礼者や
徒歩旅行者の為に街道筋に作った病院、宿舎があったようで、
中世を残す町の雰囲気も良さそうで、楽しみです。


それに、こんな住人もいるらしいし・・! ははは。

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