・ セピア色の絵葉書で ・ ポルトガル

旅の途中、白黒写真の絵葉書を見つけると、
絵柄にもよる、と思いつつ結局買ってしまうのですが、
戻ったホテルでゆっくり見ると、今回はかなりの数が
1990年代から2000年以降の分でして・・!

何だぁ、これは?!と思いつつ眺めると、
素材の雰囲気はいかにも白黒写真にふさわしくも見え、
そうか、ポルトガルは今もモノクロが似合う国なのかも、
と思った事でした。

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という訳で、自分の写真整理の時間稼ぎの為にも、ははは、
今日はその絵葉書をご覧下さいね。
今回は80年代後半までに絞り、それ以降はまたのチャンスに。

トップはポルトガルの地名の絵葉書に、今回の行程に印を。
絵葉書のご紹介は、地名と年のみ記し、撮影者名は省きますね。
では、どうぞ!

  
Praia de Mira  1930-40

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どこにある土地なのか知りませんが、
ナザレで見た、如何にも大西洋の雰囲気を感じます。



Nazare`・ナザレ 1958

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Nazare` 1958

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ナザレの青い青い海の浜で、裸足で波と遊びましたが、
波も冷たくなく、浜の砂は暖かく・・。

黒い服、黒いスカーフの女性で有名な漁村ですが、
今は既にすっかり観光地化し、家々も新しく、
見かけた黒服の年配女性も、写真はNoと言いました。
ですが、ここで食べた鰯の塩焼きは旨かったぁ!



Lisboa・リスボン 1987

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タイル装飾で埋め尽くされた散髪屋の店内、
80年代後半というより、もっと以前の雰囲気ですよね。



Lisboa・リスボン 1956

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車が少ないのは今と違いますが、
道の敷石は今もピカピカと光って滑りやすく・・。



Lisboa・リスボン 1973

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子供達が前の子供の服に繋がって行くのが、とてもユーモラス。



Lisboa・リスボン 1956

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これは坂上の道に接続するエレベータで、
傍に行きましたが今は止まっていて、偶々かもで残念。
女性の服装と、頭での運搬方法がやはり年代を。



Lisboa・リスボン 1987

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出前の、というか、流しの靴磨き?



Lisboa・リスボン 1985

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Lisboa・リスボン 1964

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こちらは、アマーリア・ロドリゲス。

ファド はご存知ですよね?
ポルトガルの切ない郷愁に満ち満ちたあの音楽、
昔からあれが大好きで、使われるギター、
12弦の高い音の響きも大好きで、
今回は何枚かCDを買って戻りました。

ファドの酒場というよりも、
観光客向けのディナーショウにも出かける事ができ、
出演していたギター奏者(教授なのだそう)のCDも1枚。

現代風の洒落た、軽いファドのCDも混ざりましたが、
私には正統派ファドの歌い手、
マリーザ・Mariza の重い切なさが、良いなぁ~!






Po'voa de Varzim 1956

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どこの町か、何とも懐かしい顔のポスターがあり、
さっそうと歩く若い女性は、素足!



Algave 1957

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窓辺の若い女性は涼やかな頬笑みで、
年配の方はお二人とも、濃い口髭を蓄え・・!

Algarveは、ポルトガルの一番南の町の様ですが、
やはり海辺の村の雰囲気が伝わってきますね。


という事で、写真整理を頑張りますので、・・あわわ、
引き続き応援励まし、よろしくお願いいたしま~す!


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・ ポルトガル紀行 予告編

お久し振りです! 
真っ黒に日焼けして、昨夜無事ポルトガルより戻りました。
予定よりも2時間遅れの飛行で、ヴェネツィア到着が午前0時、
我が家に着いたのが1時40分位だったでしょうか、
       
今朝は洗濯機を回しつつ、買って戻ったファドのCDをかけながら、
撮った写真をフォルダに分け、その中からざっと選び整理し、
予告編をご覧頂こうと、漸くにここにアップです。

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今回はグループでポルトガルをざっと回ったのですが、
最初にスペインの北西にある巡礼の地、
サンチャーゴ・デ・コンポステーラ・Santiago de Compostelaに寄り、
有名な、香炉を振るボータフメイロを見る事が出来たのが、上の写真。

その地のご説明はまた順次に、という事で、
今日は土地の名前だけを記しますね。

2日目のみ小雨でしたが、あとは快晴に恵まれ、
風が気持ちの良い、素晴らしい旅が出来ました。
では、ごゆっくりどうぞ! 

      
ギマライシュ・Guimares

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ポルト・Porto

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コインブラ・Coimbra

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カーポ・ダ・ロッカ・Cabo da Roca

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エストリル・Estoril

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リスボン・Lisboa

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リスボンの写真もいっぱいいっぱいあるのですが、まずはこれだけ。

それに勿論他にも有名な観光地のシントラ・Sintra ナザレ・Nazare`
オビドス・Obidos トマール・Tomar 等などにも寄りましたが、
私にはポルト、コインブラ、リスボンなどが大変興味深く、
トマールのテンプル騎士団の要塞、修道院跡にも驚きました。

まるで新しい土地の、面白い色柄にも大いに興味を魅かれ、
今朝ざっと数えましたら4000枚ほど写しており、
これからの整理が我ながら恐ろしいのですが・・、

牛さんの様に、何度も反芻して愉しみつつ、ぼちぼち整理、
順次見て頂こうと思いますので、お楽しみに!


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・ そして船が行く ・ ヴェネツィア 

皆さん、今日のタイトル、素敵でしょう?!
フェデリコ・フェリーニ監督の映画「そして船が行く」のタイトルを頂きました。

これは自分が見た数少ないフェリーニの作品の一つ、と思い込んでいましたが、
先ほどYouTubeを覗いて見ると、見ていない映画である事が分かり・・。
フェリーニ映画のファンの方、済みませんです、
ヴィスコンティの映画は、どれもしっかり覚えているのですが・・。
       
という事で、今日は、かの映画の状況とは違いますが、
ヴェネツィアから出帆してゆく、大型クルーズ船の様子をどうぞ!

写真は、ヴェネツィアの車乗り入れ口であるローマ広場から西外回りで
サン・マルコ広場に行くヴァポレットから見る大型クルーズ船。 大きいでしょう?!

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ローマ広場から西外側を回るヴァポレットの航路沿いには、こんなのが幾つも
並んでいて、写真だけ見たら、どこの港かと思いますよね?!



すぐ横を通るので、一枚に入りきらない大きさ。

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こちらはお尻だけですが、VOYAGER OF THE SEASとあるのが分かりますか?
・・と名前に念を押すのも、魂胆あっての事で~す、ははは。

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さて、こちらはヴェネツィアの正面玄関、サン・マルコ小広場の眺め。

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ヴァポレットで前を通りすぎながら、アップで広場の様子を。
鐘楼があり、2本の円柱、その上の聖人たち、

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奥に時計塔が見え、サン・マルコ大聖堂、そして右にドゥカーレ宮。
広場はいつも、満員御礼!

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という前提がありまして、はは、ここからが本題。



夕方7時前、サン・マルコ広場に出かける途中、スキアヴォーニ河岸のかの高級ホテル・
ダニエリ・Danieli前辺りで、この光景に。

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しずしずと出ていくので、ふっと気がついた時は既にこの位置、というのも、ご覧の通り、
大運河の向かいにあるサン・ジョルジョ島の教会は隠れ、鐘楼だけが半分見える状態。



で、こうなりまして、つまり、鐘楼の先っちょだけがかろうじて・・、

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船が通りすぎ、再び現れましたサン・ジョルジョ。

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で、クルーズ船の甲板に並ぶ、蟻んこの様な人々ですが・・、ははは、       
船のお尻をアップで撮りましたら、この様子! 

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上の写真も見て頂くとお分かりのように、そう、大勢の人々がこんな風にずらっと並び、
サン・マルコ広場の眺めを、上から楽しんでいるのですね。
       
エーゲ海クルーズか、はたまたカリブ海の方に迄出かけるのか、それはともかく、
サン・マルコ広場をかなりの高所から見れる、というのが、少々羨ましいですねぇ! 

これは土曜の夕方でしたが、以前にも2度程クルーズ船の出帆時に出会わせた事が。
ちょうどの時間にサン・マルコ小広場に居合わせて、
まん前、視界いっぱいに広がり、塞ぎながら通って行く、のが、やはり独特の眺めと。

ブラーノやムラーノ島行きのように干潟を行く航路は、杭を打ち込んで示し、
それでもそう深くはない様ですが、ジューデッカ島~サン・ジョルジョ島と、本島の間の
この運河は大変深く、こうした大型船も通れるのだそう。

毎年7月末に行われるレデントーレ・Redentoreのお祭りには、ジューデッカ島に向け
デッラ・サルーテ聖堂の西側から長い平らの浮橋がかけられますが、
その時はこの運河の大型船通行が不能となるので、午後になると急いで
出帆して行く様子も見られます。



クルーズ船を見送り、広場に到着。
ドゥカーレ宮の回廊に射し込む陽も、少し夕方の色。

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見上げるサン・マルコ聖堂、丸屋根の上の珠飾りが光ります。

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正面側から。 煌めく天使の羽根、そして有翼のライオン君。

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何度も見た、撮った姿ながら、その美しさに見惚れつつ・・、
・・ふと眼の隅に、人々の隙間を見え隠れしつつ通って行くタグボートに気が付き、
あ、また来たよ!! 



ね、今度はサン・ジョルジョが隠れる前でしょ?!

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ゆっくりと広場の視界を埋めて行き・・、圧倒的な大きさが素敵!

船名VOYAGER OF THE SEAS、そう、外港に停泊していたクルーズ船。

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見て! この甲板の人々!

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長~い大きな大きなクルーズ船がゆるゆると、前後をタグボートに曳かれ、
大運河を通りぬけ、リド島の先からアドリア海に出て行くのですね。

でも、戻って来るクルーズ船の姿を見た事が無いなぁ、と気が付きました。
朝早くなのかも。



最後は、夕日を浴びるサン・ジョルジョの姿をどうぞ。

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◆*◆
ブログご訪問、有難うございます!

お天気がなかなか一定せず、雨や曇り空、少し肌寒い程ですが、
今日の午後半ばから、またカッと強い陽が戻って来ました。

文明がどんなに進んでも、そして天気予報が昔より随分と良く当たるようになっても、
お天気に左右される我々人間の生活、心は変わりませんね。
ほんの少しのお陽さまの恵みで、どんなに日常の様子が変わる事でしょう。
じきに暑さに閉口するのかもしれませんが、久し振りの煌めく光と青空に心が弾みます。

はい、家の、机の上の片づけをしなければ!

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・ 男性ソプラノ歌手による、・ ピエタ教会のコンサート

今日のご紹介は、ヴェネツィアはピエタ教会で聴くチャンスを得た、
男性ソプラノ歌手によるコンサートの様子を。

そう、男性のソプラノ歌手・ソプラニスタ・Sopranistaのアンジェロ・マンゾッティ・
Angelo Manzottiが6人編成の弦楽団と共にのコンサートを、
ピエタ教会・Chiesa della Pietà、かってアントニオ・ヴィヴァルディが
奉職した教会で、偶然のチャンスに聴く事が出来ましたので、
ちょっと珍しいかと思い、ご覧頂きますね。

大運河から見るピエタ教会。

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A.ヴィヴァルディが洗礼を受けた教会と、その周辺を
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/463740577.html



コンサートのパンフレットですが、

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写真の下の部分をアップすると、

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サン・マルコ聖堂・ドゥカーレ宮からのピエタ教会の位置が良く分かりますね。

今回のヴェネツィアでの宿は、このピエタ教会の奥の建物にある「休暇の家」とでもいう
お安く清潔な宿でしたが、またご案内を。

この日、ガルダ湖からヴェネツィアに到着、宿に荷を置き、横の小路を通って
スキアヴォーニ河岸に出て来て、ピエタ教会を覗くと、折しもリハーサルの最中。

柵ごしに少し聴き惚れ、友のmkちゃんが「あれ、男性でしょう?!」と。
受付に訊ねに行きましたら、今夜のコンサートで、席は自由席で8時半から1時間、
一人25エウロ。
即決めましたが、この切符代はmkちゃんの奢りとなり、有難うございましたぁ!



8時頃に教会に戻り入場、席を取ります。 聴衆は全部で50人程でしたか、
ゆったりと場所を取り、明るく照明された教会内部をじっくりと。

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天井画はティエポロ・Giambattista Tiepolo.

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写真が実物に比して小さく、描かれた物が良く見えないのが残念。
フレスコ画ではなくキャンヴァス地に油彩で、大変ダイナミックな、彼が活躍した
スペインを感じさせる趣もかなり濃く。



かってこの鉄格子の後で、ピエタ教会に併設の孤児院で育てられ、音楽才能を
認められて教育された女性孤児達による、合奏合唱が奏でられました。

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現在はこうして照明され、明るく透けて見えますが、当時は顔が見えないように、
こうした細かい鉄柵だったのですね。

ピエタ教会に併設のヴィヴァルディ博物館も今回見学し、孤児たちの生活などに
ついても知る事が出来ましたので、またご案内致しますね。     



当夜のプログラムを。
1曲目と4曲目のヴィヴァルディの曲は、6人の弦楽団・内一人がチェンバロ、の
イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニ・I Virtuosi Italianiの演奏で、
他はソプラニスタ、アンジェロ・マンゾッティの歌唱。

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ソプラニスタという言葉も今回知りましたが、ソプラノと呼ぶ女性歌手と区別して、
男性ソプラノ歌手を指します。

イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニのサイト
https://www.ivirtuosiitaliani.eu/default.asp?iId=GFHEFD


イ・ヴィルトゥオージ・イタリアーニの方は、実際はもっと大勢のグループのうちの6人
の様ですが、どちらも何枚ものCD発売も持ち、キャリアを積んだプロの音楽家達。
      
 

当夜の模様をどうぞ!

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最初の曲が済み、歌手アンジェロが左奥の扉からゆっくりと歩いて舞台に登場すると、
その衣装と姿とに聴衆は私も含めちょっと戸惑いを、という様子でしたが、
歌い始めると素晴らしく、2曲目3曲目になると、その登場を拍手で迎えるように。

2曲目の「Ombra fedele anch'io」と、最後の「Son quel nave」は
映画「カストラート」の中でも使われた曲で、彼は自分のレパートリーとしている様子。
というのも、譜面無しで歌っていましたので。

写真だけでは様子が分からないしとYouTubeを探し、「Son quel nave」は
音が悪いですがこちらに。
http://www.youtube.com/watch?v=r9OjfEPHrUQ

こちらは今年4月のヴィデオで、ヘンデルを歌っていますが、現在の彼に近いかと。
https://www.youtube.com/watch?v=CsXstaVJDX8       


カストラート という言葉はご存知ですね?
去勢された男性歌手の事で、16~18世紀にヨーロッパ中でオペラの舞台、
また教会内で歌うのに大変持て囃されたそう。

元々は舞台への登場や教会内で女性が歌うのが禁止されていたので始まったと言い、
ボーイ・ソプラノを男性の体力、肺活量で保ち、映画「カストラート」に描かれた
通称ファリネッリ・Farinelliは、3オクターヴ半の声域を持っていたと言われます。

映画の中では、女性ソプラノの声と男性テノールの声を技術的に合成して使ったといい、
こちらで場面が見れます。
https://www.youtube.com/watch?v=WuSiuMuBLhM

背景に見える当時の舞台装置の素晴らしさ! 見事でしたでしょうねぇ。
彼が歌うのを聞きつつ、息苦しくなる紳士は作曲家のヘンデル殿。

YouTubeを探していて、Cecilia Bartoliという女性歌手にも出会いました。
http://www.youtube.com/watch?v=4yLsGL3J1VQ&feature=related
この方は女性ソプラノの立場から、逆にカストラートを意識しているように見えますが、
下手に傍によると、ぶっ飛ばされそうな凄さですねぇ!

勿論、現在の男性ソプラノ歌手は去勢されている訳ではなく、その声域を認められて
後の大変な努力によりソプラノのパートを男性にして歌える訳で、
力強いソプラノ、という趣でしょうか。


衣装の素晴らしさにも見惚れ、次第に盛りあがったコンサート、
最後にアンコールが1曲あり、お終いに。

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済んでから夕御飯を、という事でお腹をすかせ、食べれる場所を探し、
裏道を東に辿って出た、広場の角で見つけたバーカロ。

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始めて実際に聴いた男性ソプラノ歌手の歌声、ヴィヴァルディの曲、
ヘンデルの歌曲にも気持ちよく酔い、これは2杯目の白ワイン。
mkちゃんの杯が、口からお迎えする程の大盛りで大喜び!

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見えるお皿は蛸とぺぺローニのマリネ風で、この前に各種魚のフライ類の
盛り合わせと、この蛸を一皿既に平らげております。



で、ふと背中の広場を振り返って驚きました。 なんと、ヴィヴァルディが
洗礼を受けたというサン・ジョヴァンニ・イン・ブラーゴラ教会!  

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暗い裏道を辿り、食べる場所を探すだけに気が急いていて・・、
なんとまぁ、偶然とはいえ!

こんばんは、ヴィヴァルディ様。
あなたの音楽を、あなたに所縁の教会で、たった今聴いて参りました。
あなたの音楽も、ソプラニスタも素晴らしく、気持ちよく酔っておりまする。



教会前広場の南側に立ち並ぶ家々ですが、ヴィヴァルディが生まれたのは、
確証はないものの、どうやら左から3軒目のうす緑の建物、と博物館で聞きました。 

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スキアヴォーニ河岸に出て、宿への道を戻ります。 
すでに11時半頃、ピエタ教会が白く浮かび上がり。

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ヴェネツィアにお出での時は、時代衣装をつけ街かどでコンサートの切符を
売っている人にも出会うでしょうが、
週末には、飛び込みで聴ける音楽会が必ずありますので、
ヴェネツィアの一夜を楽しむためにも、是非どうぞ!


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・ ブラーノ島 ・ 昼下がりの散歩を

今日のご案内は、ヴェネツィア・ラグーナに散らばるたくさんの島の一つ、
ブラーノ島・Buranoの散歩を。
この島はレースの島としても名高いのですが、各家がそれぞれ鮮やかな色に
塗り分けられている事でも有名。

まずは暑い暑い午後の、ゆっくりゆっくりの散歩をどうぞ!

杭の打ちこまれたラグーナ・干潟の航路を行き交うちょっとしたラッシュの
モーターボート群。 奥はガラスの島として有名なムラーノ島・Murano.

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既にもう皆さん良くご存知と思いますが、一応場所のおさらいに地図をどうぞ。
ヴェネツィア本島に印をつけたフォンダメンテ・ノーヴェ・Fondamente Nove
からヴァポレット・水上バスで、ムラーノ島経由の約45分で到着。
古い素晴らしい教会のあるトルチェッロ島・Torcelloには、ブラーノ島で乗り変えを。

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フォンダメンテ・ノーヴェからの船内もほぼ満員でしたが、
ラグーナの航路内には、こんなボートもぷかぷか浮かび・・。

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となりに乗り合わせた男性が、途中で日焼け止めかな、ブロンズ色に綺麗に
焼けるためのオイルかな、何やらスプレー式をシュッシュッと顔や腕に吹きかけ、
ラグーナの風に吹き飛びながら我らの方にも。まぁ、香りは悪くなかったですがねぇ・・。



ブラーノの港脇から。 若者たちはモーターボートでぶっ飛ばし、
負けない高年者たちはボート漕ぎの訓練を。
後ろに見えるのは、トルチェッロ島の教会と聖堂と、修復中の鐘楼。

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既にお昼でしたので、どこが良かろうかと少し検分しつつ・・、

中心部のレストランの2階にはためくヴェネツィア共和国の旗。
イタリア国旗よりも、EUの旗よりも、目立つでしょう? ははは。

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中央部を流れる運河の両脇には土産物店が立ち並び、ハワイみたいだね、
と言いつつ、結局陰と風が欲しくて、右に見えるレストランの席に。

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私が食べたイカスミのパスタ。 美味しかったですが、気をつけたにも関わらず、
ピッと小さい跳ねが3つブラウスに! 皆さんもご注意をね!
上に見えるオレンジの飲み物は、アぺリティーヴォのスプリッツ。

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お腹が治まった所で、さてゆっくりとブラーノ島巡りを。

少し年配のシニョーレが、涼みながら雑誌を。

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広場の水飲み場には、鳩君たちも来て・・、

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余りの暑さに、頭に水を受ける鳩君。 目をつむっているのが見えますか?

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客待ちのゴンドリエーレ。

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ブラーノ島の聖堂の鐘楼は、こんなに傾いていて・・、
あと何年かしたらやはり修復に取り掛かるのではないかと。

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傑作を狙う女性ですが、何を狙っているのか見当がつかず・・。

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鮮やかな水色バケツ。

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素敵な屋外灯。

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小さめのスクリュー。

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軒先の涼しげな花鉢。

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家の前に置かれた椅子、揺れるカーテン。

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戸口の前には必ずこんなカーテンがあり、各家の鮮やかな色と合わせた
揺れるカーテンが面白く、撮りだしたら切りがない程にたくさん!
また、見て頂きますね。



こちらは藤色の壁と、少し色あせた椅子。

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最後はこの色鮮やかな塗り分けを!

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まぁ、これほどはっきり色が違うと、自分の家を間違える事は無いでしょうねぇ!

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・ ヴェネツィア ・ センサのお祭りの日

ガルダ湖東岸から4日の午後にヴェネツィアに戻り、他の友人たちとも合流し、
ブラーノ島、トルチェッロ島にも出かけましたが、今日は先日5日の日曜に遠見した、
センサのお祭り・Festa della Sensaの様子をご覧下さいね。

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上が街で見かけたお祭りのポスターですが、「センサ 1000年の時より」
と見え、そうです、ヴェネツィアのドージェが海に金の指輪を投げ、
海よ、ヴェネツィアはお前と結婚する、というあのお祭りですね。

始まる時間も分からずにいましたが、幸いな事にちょうどドージェの御座船
ブチントーロが出かける時間に、溜息橋南の大運河沿いの橋の上に居合わせ、
写真が撮れました。



が、まず今回の宿の、屋上テラスからの眺めをどうぞ。

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素晴らしいでしょう?! 手前左に見えるのは、スキアヴォーニ河岸にある
サンタ・マリーア・デッラ・ピエタ教会の身廊部分。

というのも、今回の宿はこのピエタ教会奥の建物にあるカーザ・ペル・フェーリエ・
Casa per Ferie・休暇の家、とでも呼ぶ、お安く清潔な宿なのですね。

建物の2階部分には博物館があり、アントニオ・ヴィヴァルディが教えていた事で
有名なピエタ音楽院に関する博物館で、今回はそこも見学。
当時ヴェネツィアの大変優秀な演奏集団として評判を取っていた収容孤児達の
音楽教育やらその身の上についても説明を聞くチャンスを得ましたので、
また改めてご案内したいと思っています。

が、今日はテラスからの眺めをご覧下さいませませ。



北側に見えるのは、ギリシャ正教会の鐘楼とドゥオーモで、奥に見えるのが
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会。

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サンタ・マリーア・フォルモーサ教会の鐘楼と、奥はどこかな?
既にヴェネツィア・マルコ・ポーロ国際空港への着陸態勢に入った飛行機が。

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西にはこんな風に、サン・マルコ聖堂の鐘楼と、ドゥオーモの丸屋根、
手前右に見えるのは、サン・ザッカリーアの丸屋根。

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もう一度、宿のテラスからの大運河の眺め、左端のサン・ジョルジョ教会から、
右端のサンタ・マリーア・デッラ・サルーテ教会までをどうぞ!
既に朝からじりじりと暑い、2011年6月5日 センサのお祭りの日。

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で、サン・マルコ広場に向かい出かけました。

ピエタ教会はサン・マルコ小広場から東にスキアヴォーニ河岸を行き、
橋を3つ渡った所にありますが、
2つ目の橋の上から、船が集まって来ているのが見え・・、

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そのうちに、ザッテレ河岸辺りに停泊中の大型クルーズ船の前に
ドージェの御座船ブチントーロ・Bucintoroが見え、
おおお、と小走り気味に、サン・マルコ広場への最後の橋の上に。

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サン・マルコ広場への最後の橋というのは、奥に溜息橋が見える橋。
ここは今や広告写真で埋め尽くされて嘆かわしい限りですが、
これを書く前に調べ、藁の橋・Ponte della Paglia と。



ブチントーロが見えない角度になっていたので、サン・マルコ広場で市長など
お偉方を乗せ、再度見える筈、と待っているうちに、ほらご覧の通り!

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舳先でラッパを吹きならし、太鼓を叩く音も遠くから。
 


暫く進み隊列を整える位置になったか、周囲で迎える舟々の櫂が一斉に上がり、
オ~ゥ!と叫ぶ声が聞こえ、橋の上から我々も一緒に、ははは。

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こうして、御座船を他の舟々が取り囲む形となり、一斉に進み始め、

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ゆるゆるとこちらに向かって進んで来ます。

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ラッパ手の吹き鳴らすファンファーレが、シエナのパリオのファンファーレに良く似ていて、
当時のはどこも似ていたのかなぁ?

実際のヴェネツィア共和国ドージェのお召し船ブチントーロは、絵画の中で見ると
大変大きな船で、今のブチントーロと呼ばれる物など、それに比べると
まるで子供だまし程の大きさですが、

それでも、時代衣装のラッパ手が舳先に乗り込み、有翼のライオンの赤と黄の
大きな旗が閃くのは、素敵な眺め!



我々のいる橋の前をゆるゆると通りすぎ、サン・ジョルジョ島の前を進む一団。
まさに一幅の絵ですねぇ!

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こうしてサン・ジョルジョの灯台前を回り込み、ゆるゆるとりド島方面に向かって
進むのが、逆光の中の小さな点々となって遠ざかり・・、

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どうやら、金の指輪を投げ込む儀式はリド島との真ん中辺りで行われるようで、
小舟に乗って従い傍で見れるかも、とあれこれ探しましたが、見つからず・・。
       
こうして見送って後、我らはサン・マルコ広場に。



小広場に立ち並ぶ2本の円柱の内の東側に有翼のライオン君、
サン・マルコの、そしてヴェネツィア共和国のシンボルがいるのですが、

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彼がギョロ目であるのは知っていましたが、鼻もかなり団子である事を今回確認!



お天気が良く、鐘楼の天辺の黄金の天使像が光り輝き、

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下からアップするとこんな感じで、下の2頭のライオン君も可愛いですねぇ。

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で、我々はブラーノ・トルチェッロ島に向かい出発を。

ガルダ湖も大変素晴らしかったのですが、今回はヴェネツィアであれこれと
初体験が重なり、僅か1週間の旅行なのに、かなり長く感じています。

が、いよいよ明日は今回の最後の予定、ブルキエッロのブレンタ川周遊を済ませ、
家に戻ります。 ぼちぼちご案内をしていきますね。
    
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・ マルチェジーネ  ・ ガルダ湖の旅

今日もまた、ガルダ湖の旅の中継編を続けますが、まず地図をご覧下さいね。

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今朝3日、マルチェジーネ・Malcesineを出発して南下、
ガルダ・Gardaのホテルでこれを書いております。

マルチェジーネ~ガルダ 間はグーグルマップでは28K 33分の距離ですが、
ゆるゆると、まずアッセンツァ・Assenzaで古い壁画のある教会を訪問、
そこから再度南へ、

トッレ・デル・ベーナコ・Torre del Benacoでスカリージェリ家の要塞を見て、
古い町並みも楽しみました。

さてここからが大変な停滞となり、じわじわと進む道のり、ですがまぁ、
行程も短くガルダに到着したという様子です。


という事で今日はもう一度、2泊したマルチェジーネの写真をどうぞ!

到着の日の夜から大変風が強くなり、翌日は曇り空、晴れて暑くなったりの
マルチェジーナ2日目でしたが、
       
まずは朝の港の光景を。

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ヴェローナのスカーラ家の、ガルダ湖に張り出す大きな城があり、

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城の中庭、塔の上からは素晴らしい眺め。

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古い家並の続く一郭もあり、観光客も大変多く・・、

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お昼に食べた、海老とズッキーニの美味しい美味しいパスタ!

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古い行政庁の屋敷かな、大きなロッジャが湖に望み、

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この広場の手前の道先にも湖に開けた港があり、
右手の黄色い建物が、我々が泊まったホテル。

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2日目の午後遅く、ロープウェイに乗りに行きましたが、乗り物のガラスが汚れ
ぼんやりとしか風景が見えず、降りた場所の周囲は木々が茂り見えず・・!

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夜、食事に出た後の散歩で。
ガルダ湖の北奥、リーヴァ・デル・ガルダの灯が少し見え、

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こちらはマルチェジーネのお向かい、リモーネ・スル・ガルダ・
Limone sul Gardaの灯。

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今日午後はガルダ湖畔の風景を楽しみましたが、明日はも少し南のラツィーゼ・
Laziseにより、午後ヴェネツィアに向かう予定です。
という事で、またの中継編をお楽しみに願います。


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・ ガルダ湖畔 ・ マルチェジーネ 到着、予告編

今夜はガルダ湖の東岸、ほぼ北端に近いマルチェジーネ・Malcesineにいます。

今朝ヴェネツィア・メストレの駅に、フィレンツェから到着の友人mkちゃんを迎え、

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その足でヴェローナ経由でガルダ湖畔を北に。

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コネリア-ノの我が家からメストレ経由で234km、2時間40分程の行程。



という訳で、まずは旅の宿から、遅い遅い接続のインターネット・キーで、
本日のメストレからマルチェジーナ到着の写真を、説明抜きでご覧下さいね。

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