・ n.1 アッシジ ・ 春のお祭り カレンディマッジョ 2008

アッシジの春のお祭り、カレンディマッジョ・Calendimaggioを見て来ました。
以前のお祭りの写真を見て以来、実際に見たいと願っていたのが実現し、
その素晴らしさに感嘆しつつ、大いに楽しんで戻りました。

5月8.9.10日の3日間、最後の10日には夜の公演もあり、全部で4回の公演。
お祭りに、「公演」と言う言葉は少し変ですが、実際そうなのです。
春の喜びに沸くアッシジの人びと、そして、春爛漫のお祭りをどうぞ!!
  
1年前に訪れた時と変わらぬサン・フランチェスコ聖堂の佇まい。
ウンブリアの空気、春の野の美しさ。

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カレンディマッジョのお祭りは、まず、旗振り競技から始まりました。
太鼓部隊と共に入場。

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大人の部、青年の部、少年の部など、分かれて演技が続きます。
       
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最後に、この隊長が15人を飛び越えました!

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この図の様に、お祭りは町を2つに分けての競演、という形で行われます。
 
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中世14世紀、前後約2世紀間にわたり町で、教皇派と皇帝派に分かれての
血なまぐさい争いがあったそうで、それを踏まえての、
今は音楽と踊りと、知恵を絞っての競演です。

青の部分・上町地区・ソプラ・いとも高貴な上町地区
赤の部分・下町地区・ソット・素晴らしき下町地区
に分れ、町の通りには各地区の旗が誇りに満ちて翻る、アッシジの町中。      



お祭りの中心会場は町のちょうど真ん中にあるコムーネ広場、ローマ期の
ミネルヴァ神殿のロッジャが舞台となります。

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今、お祭りの長老という役の方が登場して、いよいよ公演の始まりです。



公演は下町地区から始まり、まず、下町地区の音楽家たちの登場。
音楽は実際に舞台で、ずっと演奏され続けます。

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下町の太鼓部隊登場。 前夜、駐車場の脇で練習していたあの部隊で、
こうして衣装をつけると一層見事です!

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太鼓部隊が舞台前を通過。 舞台の上にも演奏家、コーラスが勢ぞろいし、
賑やかになって来ています。

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こうして、時代衣装の町の人々が登場。 いずれも赤色を基調の衣装で。

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美人を。  美人特集をまた致しましょうね。 お楽しみに!

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出番を終えた時代衣装の人びとが立ち並び、さて次は何が?

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下町の山車の登場。 地区のシンボル、塔の形をした赤い山車に子供が座り、
ゆるゆると進んで来ます。

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なんとまぁ見事な、アッシジの春の色! 今回のお祭りで最初に感嘆したシーン。
      
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女性達は、ローレルの引き綱を緩やかに、ゆらゆらと揺すりながら進みます。
彩の見事さ! 春爛漫。

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塔の形の山車は若い男性達がかついでいて、その後にはたくさん子供達が従い、
ゆっくりと広場を通って行きます。

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太鼓部隊が引き上げる前に、桟敷席に向かい目をすえて、ド、ド、ド、ド、と。
       
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叩き終わり引き上げる前に、隊長の横にいる少年が桟敷席に向かい、
ブーツに挿していた花を投げました。 彼女がいたのかな?
「ワ! 薔薇の花だ!」と私の近くの席のシニョーラが叫び、後で写真を確認、
確かに、薔薇の蕾がブーツに!  やるなぁ!!



さて、上町地区の入場始まりに先立ち、音楽家達の登場です。
やはり、楽器類が見慣れたものと少し違いますね。

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まず子供達が遊びながら広場にやって来て、その後から乙女達が弾む足取りで。

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目隠しをした少女も見えますが、なんとも楽しそうにやって来ます。

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舞台上の上町の演奏家達。 真ん中の白い衣装の女性はカスタネットと
ハープ受け持ちの女性ですが、素晴らしい笑顔での演奏ぶり。
それにしても、・・大きいなぁ!

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こちらが、上町地区の太鼓部隊。

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こうして、上町地区の時代衣装の人びとの入場。上町も下町も、
それぞれが3つの区域に分かれているとの事。

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上町地区の、春の乙女5人。

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時代衣装の行進が済まない内に、手をつなぎ踊りながら人々が練りこんで来て。

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小さな子供たちも、抱っこされた赤ちゃんも、手をつなぎ踊りながらの参加です。

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いやそれにしても、赤ちゃんの参加が多いのに少し驚きました。
1枚の写真の中に、なんと7人もの赤ちゃんの写っているのがありましたよ!



むずかしい踊りではないのです、老いも若きも、男性も女性も手をつなぎ、
踊り歩きます。 踊りの輪が大きくなり小さくなり、蛇行しながら進みます。

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広場の西端、出番の済んだ下町地区の人と上町の人びとが一緒になって
お喋りしたり、踊りを眺めたり。 午後の遅い陽ざしが、斜めに射し込み。

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音楽と踊りが一際盛り上がり終り、舞台上の音楽家たちも、満足の拍手。

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中世の音楽がしっかりと耳に残り、CD2枚を買って家に戻りました。



アッシジと、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラと姉妹提携が結ばれ、  
その記念行事が引き続き行われました。

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なんと、素敵な舞台装置でしょう?!



初日の各地区の出来具合は、上町、青の地区の勝ちとなり、
下町、赤の旗を身につけた男性がひざまづいている所。

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まぁ最終結果は、最後の日の夜の部が終って後、決められるそうで・・。

こんな風に、お互いに相手の悪口を言い合い、その度にその地区の人びとが、
わぁ! と大笑いし喜びます。

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単に、中世を回顧するお祭りかと想像していたのですが、まったく違って、
楽しく美しく面白く、熱気にあふれていて、大いに堪能、満足した事でした。

という事で、私めも予定を変え、一日分ずつ全部ご覧いただこうと思います。
お楽しみ下さいますように!!

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・ 世界遺産 トゥルッリの町 ・ アルベロベッロ

今日は月一ゲストのグロリオーザさんの写真と、コメントで、
アルベロベッロ をご案内して頂きます。       
**

今日は、南イタリア、プーリア州の世界遺産の町
アルベロベッロ・Alberobelloの紹介です。
トゥルッリ・Trulliと呼ばれる、可愛らしい建物で有名ですね。
ここは1996年に世界遺産に登録されました。

私は1月にご紹介した、チステルニーニという小さな村から、
スッドエスト線の列車に乗って行きましたが、この線は私鉄で、
超ローカル線です。
日曜には列車はお休み、代行バスだけが1日数本走るだけなので、
日曜に移動するのはほとんど困難です。

乗った列車はこんな感じ。 車体は落書きだらけで、本当に
これは走るのか、と不安になるほど古い列車でした。

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駅員も、発車時間10分前位まで近くのバールでお喋りしていて、
なかなかチケットが買えませんでした。
もっと小さな駅では無人駅になって、タバッキで買わねばなりません。



アルベルベッロの駅から15分ほど、マルゲリータ通りという
広い通りを歩いていくと、大きな交差点の右側に、
コズマとダミアーノの記念堂が見えます。

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ここを左に曲がってヴィットリオ・エマヌエーレ大通りを行くと、
間もなくポポロ広場に着き、そこから先がトゥルッリの集まる旧市街。
小さな教会の横にある見晴台から見たリオーネ・モンティ地区の全景。

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この地区には、約1000のトゥルッリが、密集しています。

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この地方の地盤は石灰岩層で出来ており、石は平らに割りやすく、
これを利用して、石灰岩を積み重ねたのが、トゥルッリです。

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屋根をアップすると、積み重ねの様子がよくわかると思います。

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メインストリートに入ります。 道端に花があしらわれて、
きれいに整備されていました。
この付近に案内所があり、無料でパンフレットがもらえます。

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少し坂を上った三叉路。

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リオーネ・モンティ地区の一番奥に、トゥルッリのクーポラを持つ
唯一の教会である、サンタントニオ教会があります。
この建設は1926年と、かなり新しいものです。

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それだけに、祭壇画も結構新しい感覚の絵でした。

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教会の向かいには公園があり、土産物などを売っています。
不思議な、夫婦?らしき像もありました。

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中心部には、石灰で屋根に模様が描かれた家が並んでいます。
一番右はハートマークで、キリストかマリアの心臓の象徴、
3番目は十字を抱く月の模様で、
いずれも基本的には、災い除けを意味するそうです。

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屋根の頂上にある小さな尖塔はピナクル と呼ばれます。
ここが球形なのが一番古い形だとのことです。

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チステルニーノで、トゥルッリの内部に入らせてもらいましたが、
1つのドームが1つの部屋になっており、
ドームが4つあれば、4部屋の家といった構造でした。
夏場でしたが、中はとても涼しく居住性はよさそうでした。

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その家の夫婦はローマの方に住んでおり、夏場だけ、避暑の為に
こちらに来ると言っていました。



帰りがけ、見晴台のある教会に入ったら、
祭壇にこんなちいさな鐘が下がっていました。

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これはアルベロベッロではありませんが、
トゥルッリの向こうに、夕陽が沈んでいくところです。

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アルベルベッロ、ロコロトンド、チステルニーノなど、丘の上にある町に
囲まれたイトリアの丘周辺には日常的にトゥルッリを見る事が出来ます。
しかし、他の州に入るとほとんど見られません。
心の休まる風景でした。

***

今日のアルベロベッロのご案内者、グロリオーザさんが、
ご自分のブログを始められました。 こちらです。
イタリアの誘惑  http://jun-gloriosa.cocolog-nifty.com/blog/
どうぞ、覗いてあげてくださいね。

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・ アッシジ 春のお祭り、カレンディマッジョ ・ その前夜

1年ぶりに、またアッシジに出かけて来ました。
アッシジ最大の春のお祭り、カレンディマッジョを堪能し、
春を迎える喜び、楽しさ、そしてお祭りの美しさに感嘆し、酔い、
浸りきった3日間でした。

今日はそのお祭りの前夜の5月7日、準備真っ最中の、
アッシジの町の夜の様子をご覧下さい。

この日ペルージャで開催中の「ピントリッキオ展」を楽しみ、
久し振りのペルージャでお昼も食べ、午後アッシジに到着。

町を散策したのち、晩御飯を食べて通りに出ると、
ワッ! 道の向こうに沈みかけの赤い太陽が見えるではないですか?!
思わず石畳の道を走りましたが、残念、聖堂前に来た時はご覧の通り。

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ウンブリア旅行2日目のトーディ・Todiの町で、半日小雨になりましたが、
他は快晴の日々。
が、平野はいつも少し霞み加減で、灯の点りかけた様子も少しぼやっと。
       
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あの、真っ直ぐにアッシジに向かってくる道、
あの道から、昨年の春はやって来ましたっけ。



サンタ・マリア・デッリ・アンジェリの町の聖堂も、照明に浮かび上がります。
聖堂の横の道を、今回もまた何度も通り過ぎながら遂に訪問せずに。
どうも、バロック様式が苦手です。

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右手の山の上に灯の点った町がかすかに見えますが、
ベットーナ・Bettonaという、エトルスクからの古い歴史を持つ町で、
今回訪れましたので、またご紹介いたしますね。



聖堂前の道を上り、いつもの聖堂に向き合う場所に。
照明がつき、空の色も変わり始め。

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この日は雲が無く、なんとも良い色に。 そして、ほそ~い三日月が。

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聖堂下院前広場の回楼にも灯が点り、
すっかり暮れきらない空の下、まだ赤みがかって見えます。

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空の色が少しずつ濃くなり、
三日月が次第にはっきりと。

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聖堂のこの薔薇窓。 何にもまして大好きな、この薔薇窓。

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振り向くと、灯の灯った通りの向こうサン・ジャコモの門が浮かびあがり、
そして山の上に要塞が見えます。

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そろそろと下の広場に向かいます。
広場の回楼の灯の向こう、平野の村々の灯も煌き。

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下り坂の、回楼に点る灯。

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広場の端から振り返ると、空の色がまた一段と濃く。

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ぶらぶらと道を下りながら、如何にもアッシジらしい店のウインドウを
覗いて行きます。

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小さな人形が並んでいますが、何か分りますか?
真ん中辺りは、フランチェスコ会派の修道僧達が豚と遊んだり、
食べたり飲んだり!!
 
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と、なにやら下の方から太鼓の音。
あ、これは! とピンと来て、大急ぎで道を下り音のする方に。

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やはり、これ! 今大工事中で閉じられている駐車場の脇、
太鼓部隊が明日に備え、練習の総仕上げ中なのです。



大体が若い人達ですが少し年配も混じり、何度も練習を重ねます。
太鼓の音が、周囲の建物に強く響き渡り、単調な音だけになお強く響き。

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イギリス人らしい観光客も加わり、とりわけ女性達はきゃあきゃあと大喜び。
ひとくぎり終わるたびに、大きく拍手し「ブラーボー!」と叫びます。
彼らの反応?  慣れたもので何の反応もなし!



時にこうして向きを変え、一歩づつ移動して位置を変えたりと、
変化をつけながらの演奏です。

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彼らの後姿を見て、腰が据わっているなぁと。
背中が厚いからなのか、脚が伸びているからなのか、
自分たちの演奏に自信があるからか。



後ろ向きの水色がこの太鼓隊のリーダーで、皆、一言も文句を言わずに。
その左、皆より一歩前にいる少年、青年というより少年ですが、
この子が、なかなかの者と言う印象。
 
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赤い色が多く見えるのは、これはお祭り自体が、上の地区と下の地区とに
分かれての競争形式で行われ、赤が、この下町地区のカラーなのですね。
こういった事も、実際にお祭りが始まって知った事なのでした。



この度は宿を町中に取っていたので、また聖堂前広場に戻ります。
すっかり暮れて、聖堂が白く浮かび上がり。

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なんと今度は、聖堂前でコーラスの練習が始まっています。
時間ですか? そう、このとき既に10時近かったと。

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写真には余り写っていませんが、こちらにも結構な見物人が集まり、
静かな中にも、お祭り前夜の興奮が。 修道僧の姿もね。

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教会前の草原の横で、若者達が荷車を引き上げるのに騒いでいて、
また引っ張るかと待ちましたが・・。

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ならばコムーネ広場の様子は? と、再び宿の前を通り過ぎ、
最後の急坂を、はぇ、はぇと。 ああ、やっと塔が見えて来た。

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ミネルヴァ神殿に赤々と灯が点り、大変美しく暖かく。
       
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お祭りの準備はまだ全部済んでいない様ですが、
まぁ、始まるのは午後3時からだから、と納得。



広場のカフェにはまだ音楽が流れ、たむろする観光客が見えます。

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広場の泉の周りにもまだ人々が。 が、こちらは町の人びとの印象。
それにしてももう10時過ぎだよ。 田舎者にはもうオネムの時間だぁ!

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時計塔にもお祭りの旗が飾られ、明日を待ちます。

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広場に設えられた桟敷席の隙間から、アーチの天井のフレスコ画が見え。
いつも暗い位置なので、気がついた事も無かったような・・!
       
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翌日改めて見に行きましたら、大変繊細な柄で、動物が多く描かれ
興味深い物でした。


 
明日からのお祭りの舞台となるコムーネ広場。
この様に、ミネルヴァ神殿に向かって桟敷席が作られ、明日を待ちます。

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私も自分の席を確認。
ほぼ中央に近い最上段の良い席で、期待が高まります。
どのようなお祭りが、3日間にわたり行われるのか
どうぞ、様子をお楽しみに!!


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・ アーゾロは、春雨にけむり

先月4月上旬の一日、アーゾロ・Asoloに行って来ました。
天気予報はしっかり雨でしたが、薄曇りで、午後遅くに少し春雨が・・。
で、淡い、春の色に霞むアーゾロをどうぞ!

既にこの町はご紹介してますので、なるべく写真が重ならないように。

アーゾロは、ヴェネト平野の北西、海抜200mに位置し、駐車場から
町の中心に向かう坂道。 残念ながらこの日は、地平線が霞み・・。

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町の南の門、ポルタ・ロレッジャ。

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この門を入った左の建物下に、可愛い泉のフォンターナ・ゼンがあるのが、
今回水盤がすっぽりと取り去られていました。
上のライオン君と紋章はあるので、多分修復のためと思うのですが。



ポルタ・ロレッジャから中心のガリバルディ広場に続く、ブラウニング通り。
この名は、この町を愛し住んだ、ロバート・ブラウニングに由来します。

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ガリバルディ広場の南西。 奥に見える塔が現在唯一残る、城の時計塔。
フレスコ画の見えるロッジャの下に、インフォメーションがあります。

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インフォメーションの前のポスター。 真ん中の女性はアーゾロの顔の一つ、
悲劇女優として、G・ダヌンツィオの愛人として有名な、エレオノーラ・ドゥーゼ。
彼女はこの町に住み、亡くなり、住んだ家もお墓もここアーゾロに。

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広場の南にはドゥオモがあり、少し傾いた鐘楼があり、
北側には、翼を持つライオン君の鎮座する泉があります。

この窓は、角にある古い建物の窓。 まだ少しお花が寂しい季節です。

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今回は、久し振りに、ロッカ・要塞への道を辿りました。
町からかなりの坂道で、カテリーナのお城が見えます。

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カテリーナ・コルナーロは、15世紀、ヴェネツィア共和国養女の身分で、
キプロス王に嫁ぎ、夫の死後キプロス領をヴェネツィアに差出し、
引き換えにこのアーゾロの領土を得、町に宮廷文化を持ち込んだのでした。
ヴェネト平野の奥、山の上に、典雅な町を作った彼女の城の名残です。



ロッカへの道も以前と比べるとかなり整備され、右の建物もすっかり修復され、
綺麗になっていました。
この門をくぐり、町の城壁外の道をロッカに向かいます。

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アーゾロ自体はローマ期に既に開けていて、劇場、水道、井戸、浴場も
整えられていて、その遺跡が今も残ります。
       


今回この道が大変素敵でした。
まさに、この高所に位置するアーゾロに春が訪れかけた時とでも。
時に薄日が射し、春霞に滲む丘の風景。

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新芽が芽吹き、花、ほころび・・

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丘の向こう、また丘が連なり、道が曲がりつつ、丘に向かい・・

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小さな丘の上に、小さな素敵な家。 春の色に囲まれ・・

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こちらも、なんとも素敵な春色。

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右手上に、ロッカの壁が見えてきます。

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何度か来ている道ながら、やはり、門が見える時が嬉しい。

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ロッカにはこの入口のみで、窓も銃眼も狭間も何も無く、巨大な少し楕円の
城壁だけで、いつの時代に造られたものかも謎で、たくさんの伝説が・・。

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長らく閉じられたままでしたが、手が入れられた感じで、CASSA・支払い口、
の札が見え、ン? と貼り札を見ましたら、お、日曜には開かれている様子。
よっしゃ、次回には!



なんとも可愛い、ローリエの花を見つけました。

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こちらにも、由緒ありげなお家が。

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ロッカから下り、町に戻ります。 中心下のガリバルディ広場に続き、
北側にブルニョーリ広場があり、そして高い位置にロッカが。

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アーゾロの町の狭い通り。 店のウインドウを覗くと品が高級で、
年代層が高い客向けなのに気がつきます。観光客向けでもあるのに、
この辺りが、この町の少し違う所。

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この静かな町にも、少しずつ変化が見られます。
この、いつも表に自転車のある、何代目の?、以前は単に古道具屋だった
店も少し、小奇麗になりました。

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中を覗いて見ると、雑然としてはいますが、ちょっとした骨董店になっている!

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西に古いアーチの道が続き、カーヴする手前左に濃いピンク色の大きな家、
エレオノーラ・ドゥーゼの家があり、

その斜め手前に、こんな色糸のバケツが表に。

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19世紀の半ばから続いているという店の中では、絹物の手織りをしています。
織の手法、そして作品も、特別な物では無いですが、
手仕事をする場の持つ雰囲気には、いつも心が惹かれます。

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縦糸の色を分け、横糸に変化を持たせ、一見単調な、が、密度の濃い時間が。
今回この店で、赤の入った茶系の幅の広いスカーフを買いました。
絹物の肌触りには、やはり心が弾みます。

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この窓もアーゾロの写真によく登場する窓で、一階は長らく閉じられてたのが・・、

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ご覧の通り改修され、男物の衣料品店に。

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カテリーナのお城の城壁部に、町が見張らせるちょうど良い場所があり、
以前は、足元が難しい位置だったのが、整備され、写真も撮り易くなり・・!
アーゾロの町の、静かな変化。

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ガリバルディ広場に面したレストラン。 訪れたのは水曜でしたが、
本当に町全体に、人気が少なく。

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ガリバルディ広場からブルニョーリ広場にかけての眺め。 
ライオン君の泉も、新芽が美しいマロニエの樹も春雨に濡れ・・。
       
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この後、無人駐車場の器械が駐車券を受け付けず、出るに出られず、
電話をし、係りの人に来て貰う、というおまけ付きのアーゾロ訪問となりました。

n.1 アーゾロ ・ ヴェネツィアの典雅な奥座敷
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460977794.html

n.2 アーゾロ ・ 文化人に愛される、典雅な町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460978007.html

n.3 アーゾロ ・ ヴェネトの奥 文化の香る小さな町
http://italiashinkaishi.seesaa.net/article/460978208.html
 
***

この4日の日曜から1週間、ウンブリアに出かけてきます。
アッシジの中世のお祭り、カレンディ・マッジョを見るのが、最大の目的ですが、
トーディ、ナルニ、デルタ も訪れ、そして、ペルージャで開催中の
ピントリッキオの展覧会もと。

という事で、次回のブログ更新が、3日ほど遅れますが、ご了承願います。
では、行ってきま~~す!!

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